木曽駒ケ岳→空木岳縦走 (2956m) (2864m) 木曽駒ケ岳→宝剣岳編 2006年8月31日(木) ![]() ![]() 駒ケ池に映る・・・千畳敷カールと宝剣岳 8/27(日)にかつとんさん家に泊めて頂き、木曽駒ケ岳〜空木岳縦走時の 山小屋情報や下山口にカラッチ隊の車を置く為・・・ 「かつとんさん」と8/31(木)早朝、駒ヶ根高原菅の台で待ち合わせすること等を打ち合わせし、 8/28(月)は「かつとんさん夫妻」と戸倉山に登り 8/29(火)には御嶽山に登り、下山後「木曽駒ちゃん夫妻」とお会いしたカラッチ隊・・・ 翌日(8/30)には、妻籠宿を散策し・・・ その夜は、「こまくさの湯」の駐車場で一夜を過ごし、翌朝「かつとんさん」との約束通り 8/31(木)AM 5:15 に駒ヶ根菅の台で「かつとんさん」と落ち合い・・・ カラッチ隊の車を林道古城線・空木岳下山口の駐車場に置きに行き、 「かつとんさん」の車で駒ヶ根高原菅の台まで送って頂いたのでした。 「かつとんさん」・・・朝早くから本当に有難うございました。 なんと・・・この駐車場で9/4〜9/5に空木岳に登られた「かつとんさん」の車が 車上荒らしに遭ってしまったのでした〜 「かつとんさん」は、カラッチ隊のこの度の登山でお世話になった「駒峰ヒュッテ」の世話人の方と カラッチ隊が泊ったその夜・・・心配して電話され、登ってみたくなられたそうです。 (かつとんさんの空木岳レポは・・・カラッチの空木岳編でリンクさせて頂いてます) ![]() 送って頂いた・駒ヶ根菅の台で「かつとんさん」と・・・ 駒ヶ根菅の台には、平日の早朝から沢山の方がバスに乗る為に並びましたが、 カラッチ隊「かつとんさん」のお陰で前の方に並ぶことが出来ましたよ! 木曽駒ケ岳には、しらび平(1662m)までバスで移動後・・・ 日本最高所に架かるロープウエイで、標高 2612m の千畳敷まで一気に上がることが出来ます。 標高差950mを秒速7m・・・7分30秒で 一瞬のうちに雲上の人となり、絶景を楽しめるとあって・・・ 観光客も大勢いらっしゃるようで、夏休みの為か子供連れの方も結構おられました。 地元の中学生の登山とも重なり、赤い服の中学生の団体さんが 駒ヶ根ロープウエイ・しらび平駅に並んでいました。 (≧ロ≦) アイヤー 登山道も込み合いそう〜 コースタイム 菅の台バス停発(7:12)→千畳敷ロープウエイ駅(着8:30 発8:45)→乗越浄土(9:40)→宝剣岳山頂(10:10) →木曽中岳(10:50)→昼食タイム(11:10〜11:35)→木曽駒ケ岳山頂(11:55)→頂上木曽小屋着(12:45) (コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)
終点の千畳敷に降り立つと、まず目に飛び込んでくるのが・・・富士山をはじめ 南アルプス連峰の素晴らしい眺望で〜す! まずは・・・千畳敷駅のテラスからこの素晴らしい眺望に酔いしれます。 まさに南アルプスの山々が・・・ 「カラッチ隊よ、待ってるぜ〜」と言わぬばかりに、オールキャストでお出迎えです。 \('∀'*)キャッホー(*'∀')/ ![]() 千畳敷駅から北側に出ると目の前に、まさに絶景が広がっていました。 約2万年前、氷河に削られて造形された千畳敷カールの後ろには 標高3,000m近い宝剣岳などの岩壁がそそり立っています。 夏には、カール一面に可憐な高山植物が咲き誇るそうです。 また秋には山肌一面が黄金色に輝き、冬は碧の空と純白の冬景色が楽しめ 一年中、観光客や登山者で賑わうようです。 とりわけ夏の千畳敷カールのコバイケソウは、素晴らしいそうです。 さぁ〜カラッチ隊も駒ケ岳神社にお参りして、宝剣岳目指していざ出発!! ![]() 青い空と千畳敷カール
歩き始めは、千畳敷カールをジグザグに登って行きますが・・・ 八丁坂に差しかかる頃から急な登りとなり、 乗越浄土の真下辺りになると、トラバースしながら急傾斜の階段を登っていきます。 前の方に地元の中学生の団体が登っているので、かなり遅滞気味で〜す! お花のシーズンならば撮影タイムに丁度良いのですが、 なかなか乗越浄土に着きそうにもありましぇ〜ん。 仕方ないので周りの景色を楽しみなら、登って行くしかないですσ(‐_‐) でも良いこともあるのです〜 中学生の団体をガイドしてらっしゃる方が・・・ 「この辺りに一箇所だけコマウスユキソウが咲いている」と話しているではありませんか〜 カラッチすかざす、一枚ゲット!! ![]() ![]() 千畳敷カールとロープウエイ駅(千畳敷ホテル)・駒ヶ根市街を見下ろす 八丁坂の急登を登りきり、乗越浄土に着きました。 乗越浄土からガスの合間に宝剣岳が見えています。 そして・・・宝剣山荘や天狗荘がなかなか良いロケーションに建っています。
宝剣山荘から山頂手前の中岳へ向かう積りでしたが・・・ お天気も良いし、時間も早いの宝剣岳に登って行くことにしました。 岩の間をかき分けるようにして進みます。 宝剣岳の直ぐ脇に「天狗岩」が聳えていましたが・・・ カラッチには人の顔に見えちゃいました〜
宝剣岳への登り・・・結構な岩でしたが、 花崗岩で出来た岩山なので、しっかりしていて問題ありません! こんな ↓ 岩場ですが鎖もあり難なく登れましたよ! でも途中一箇所だけ断崖絶壁の所を通過しなければ宝剣岳には辿り着けません。 下を見ると目眩しそうな位、切れ落ちてます。 カラッチの後ろから登ってきた女性は、どうしてもここを通過出来ない様です。 怖いと思ったら一歩が踏み出せないんですよね! 「気をつけて三点確保で登れば大丈夫ですよ〜」って声を掛けましたが どうやらここから引き返されたようでした。
![]() 宝剣岳山頂 ( On Mouse ) 宝剣岳山頂からは、大展望のはずでした〜σ(‐_‐) 残念ながら期待していた通りの展望は無かったのですが・・・ それでも明日歩く空木岳への縦走路もガスの合間に見ることが出来ました。 晴れていたら素晴らしい眺望だったことでしょ〜 宝剣岳山頂の岩の上には、登れませんでした。 掴まる所がない上にカラッチの背丈位の高さのある岩・・・カケスに止められました。 でもちょっと登りたかったな! 島田娘も見えただろうな〜(^^ゞ 山頂の岩に登ろうと試みた時に、岩の間に立派な祠がありました。 まぁ〜明日は宝剣岳を下ってこの稜線を空木岳に向けて歩くので我慢しましょう〜
宝剣岳から登った道を引き返し、宝剣山荘の前を通り中岳目指して歩きます。 中岳へは穏やかな稜線歩きで〜す。 中岳山頂の案内標識の右の方に御岳神社がありました。
木曽駒中岳で、またもや「あの方の」・・・こんな物発見!! (゜゜;)\(--;)オイオイ山ねずみさんってば〜 ってことで後ろに隠れて頂きました(笑) こんな所で遊んでる訳にはいきません〜(笑) そうそう木曽駒ケ岳に登らなくては・・・馬ノ背分岐から少し急坂を登って行きます。 青い屋根の駒ヶ岳頂上山荘が見えます。 木曽駒ケ岳山頂には、伊那の駒ケ岳神社と木曽の駒ケ岳神社二つがありました。 取りあえず両方にお参りしてお賽銭あげましたよ!
木曽駒ケ岳山頂はとても広く気持ちの良い空間でしたよ! (∂_∂) エー 眺望ですって〜 ご覧の通りガスで真っ白けで〜〜す(泣) 本来なら、木曽前岳の右後ろ方向にに御嶽山がデーンと控えているはず! そうして北西には乗鞍岳、右北には北アルプスの山々が・・・ 北東には八ヶ岳連峰、浅間山、甲斐駒、千丈、北岳と南アルプスが見渡せる予定でした〜 360度大展望でしたと報告したいところですが、、、 御嶽山といい、木曽駒ケ岳といい・・・晴れろ教祖も台無しで〜す(汗)
木曽駒ヶ岳山頂から、明日越えて行く宝剣岳からの縦走路も見えます。 明日の空木岳まで縦走に期待して・・・ 木曽駒ちゃんが予約の電話入れてくださった、今夜の宿「頂上木曽小屋」に向けて 早めに木曽駒ケ岳から下山することにしました。 ![]() 頂上木曽小屋と・・・木曽前岳(後方のガスの中)
頂上木曽小屋はこじんまりとした小屋でしたが・・・ お掃除がとても行き届いてとっても気持ちの良い小屋でしたよ! 特に玄関脇にあるトイレが全く臭わず、気持ち良かったです。 また手洗いにもバケツに水を貯めてあり、うがい等しても流すことが出来快適でした。 「木曽駒ちゃんから電話入れて頂いた者です」と小屋番さんにご挨拶すると、 茶菓子とお茶が出てきて吃驚でした〜 でも後から来られた方にも同様のサービスがありましたので、 カラッチ隊だけ特別だった訳では無いようです(笑) 小屋の廻りには、コマクサが植えられていて、カラッチ一人でカメラ持って散策! 真っ白なコマクサに初めて出会い感激しちゃいました。 夕食後お部屋の方達と歓談後、明日のお天気を信じ早めに寝たのでした。
続きを見てね! 空木岳→下山口(林道古城線)編 2006.7/29〜9/5 「山旅速報」 ![]() |