阿弥陀岳→赤岳→硫黄岳 (2805m) (2899.2m) (2742.1m) 2006年8月24日(木)〜25日(金) 赤岳→横岳→硫黄岳→赤岳鉱泉→美濃戸口 赤岳展望荘でしっかり夕食を頂き、娯楽室で一緒に泊った方達と談笑して 明日に備え早めに床についたカラッチ隊は・・・ 翌日、赤岳展望荘からの素晴らしいご来光を拝みました。 ご来光は赤岳山頂からとも思いましたが、 展望荘からも素敵なご来光が拝めるとのことしたので 登らずに下から赤岳が染まっていく様子が眺められて良かったで〜す! そうして朝のバイキングをまたまたお腹いっぱい頂いてしまいました〜
雲海の中のご来光
昨日の赤岳からの展望がイマイチだったので・・・ 早めに朝食を済ませて、もう一度展望荘から赤岳に登り返しました。 展望荘は赤岳直下にあるので25分程で登れましたよ! 今日は素晴らしい眺望で〜す! (v^ー°) ヤッタネ 快晴の赤岳山頂! ( On Mouse) 赤岳山頂からは、八ヶ岳の南北に延びる主稜線の峰々の向こうに・・・ 富士山をはじめ中央アルプス、北アルプス、南アルプスの三大アルプスなど オールキャストで出迎えてくれ、360度の大展望でしたよ! 素晴らしい眺望を心ゆくまで楽しみ、至福のひと時を過ごしました。 本当に赤岳は、八ヶ岳の盟主に相応しく・・・ 天を突くように鎮座するその姿は、周囲の山を威圧している様にさえ思えます。
(画像をクリックすると・・・拡大してスクロールします) 赤岳からの素晴らしい眺望を目にしたカラッチは、ハイジちゃんにその報告をしようと電話した処、 ハイジちゃんが「今、からっちんがテレビに映ってるよ、青いシャツ着てるでしょ〜」 と言うではありませんか〜 「カケスさんは首に黄色タオル巻いてるよね!」って・・・ (∂_∂) エー 何故 ?? のカラッチでした〜 なんと、、、展望荘の屋根の上にライブカメラが設置されていたのです。 カラッチがそのライブカメラの前に立って、ハイジちゃんに電話していたので映ったようです。 それを出勤前のハイジちゃんが、タイミング良く見てくれていたと言う訳です。 それからカラッチは、マーガレットさんにも電話しましたよ! すると・・・よっちゃんも今日は遅い出勤でお二人で見てくれたようです。 ハイジちゃんは、画面を見ながら“手を振るカラッチ”を見て、 直ぐにマーガレットさんに電話したなって思ったそうです(笑) 赤岳展望荘のライブカメラ
赤岳山頂は、南と北の二峰あり・・・ 北峰の方に赤岳山荘が建っていて、南峰の方に一等三角点と祠があります。 赤岳展望荘でしっかり靴紐を締めなおし、出発の準備ができたので 展望荘のご主人にお礼を言って横岳目指して出発で〜す!
蓼科山をズーム!!
地蔵ノ頭から、横岳へ続く稜線を歩きます。 ゆるやかな稜線を下った後、岩場の登りが始まりますが・・・ 整備された登山道で危険はありません。 ハシゴを登り、1つ目の小ピークを東側から巻きます。
二十三夜峰と呼ばれる直立した岩峰の辺りからが、今日の稜線の核心部・・・ 横岳への岩峰群の道となり、カニの横ばいとやらも現れました〜 基本的にはクサリの設置された巻き道なので、 高度感にも慣れ注意して歩けば、それほど怖いと感じるほどではありません! ハシゴ・クサリ、岩場のアップダウンが連続するが・・・ カラッチ的には、横岳・奥の院に向かって下る方が怖かったように思う。 奥の院からの大同心が見事であった! チシマギキョウ、オヤマノエンドウ、イワベンケイなどが岩にへばりつくように咲いている。 鉾岳と日ノ出岳の鞍部辺りには・・・ ツクモグサの時期には沢山のツクモグサが見れるそうです。 今年6月初め、ツクモグサを見たいと八ヶ岳計画していましたが来れなくて残念!
大権現の石碑のあるピークを過ぎ、ケルンの積まれた三叉峰を巻いていきます。 ここから・・・杣添尾根への分岐にもなっているようです。 横岳の主峰・奥の院からの赤岳がどっしりと構え、素晴らしい! 横岳を過ぎるとコマクサが現れ始めたが、このあたりのコマクサは株が小さいが・・・ 硫黄の大ダルミにかけての道には沢山のコマクサガ咲いて それはそれは、見事でしたよ〜
硫黄岳山荘の脇には駒草神社がありました。 今の皇太子殿下が若い頃に泊られたようで、記念の碑が掲げてありました。 その時には、きっと山荘は貸切だったのでしょうね! 山荘の野草園にも立ち寄ってみましたが、 今の時期あまりお花は咲いていなくて、コマクサやトウヤクリンドウくらいでした。 ここ硫黄岳山荘に白いコマクサガあると聞いていたが、それも見かけませんでした。 硫黄岳山荘 ( On Mouse )
硫黄岳へ・・・山頂の左より中央が・・・爆裂火口 硫黄岳山荘から、八つのケルンをたどって硫黄岳が大きな姿を見せています。 硫黄岳への大ダルミを登って広い山頂に着きました。 山頂には石室(雨量計小屋跡)が建っていました。 硫黄岳山頂 ( On Mouse ) 硫黄岳山頂に着いた時には見えていた天狗岳も、カメラを出している間に みるみるガスに覆われてしましました。 楽しみにしていた赤岳から阿弥陀岳の展望もなく、広い山頂で前後して歩いていた方達と 大休憩しながら山の話で盛り上がりました。 硫黄岳の爆裂火口も、この濃いガスでは危険なので近くまで行かなかったよ!
遠くからも異様な光景の白く変色した鞍部から少し先が、赤岩の頭でした。 これよりつづら折りの樹林の道を赤岳鉱泉を目指して下ります。 結構長い下りで〜〜す! 森林限界から樹林の中の道に入り・・・疲れた脚をひたすら運ぶ! やっと赤岳鉱泉に着き、ここで昼食タイムです。 ここには冷たい水が汲み放題で、疲れた身体に染み渡るように美味しく頂きました。 赤岳鉱泉から柳川の北沢の水の流れと共に下っていきます。 川の水底が鉱泉のせいでしょうか、赤茶色でした。 堰堤広場までの下りも結構長かったけど、ここから美濃戸山荘までも結構な距離でした。 赤岳鉱泉 美濃戸山荘から赤岳山荘の駐車場に着いたら、なんと駐車場は一杯でした。 今日は花金なので、登山者も多いのでしょうか〜 美濃戸までまたあの悪路を下って行き、茅野が近くなった頃 マーガレットさんに下山報告の電話したら・・・「家に寄っていかない?」って言って下さったので マーガレットさん家の縁側から登ってきた八ヶ岳を眺めながら マーガレットさん手作りのお茶菓子やトウモロコシを頂き、楽しいひと時を過ごしました。 その時の様子は・・・こちらを見てね! 暫くしているとよっちゃんのお母様も帰って来られて、 ジャガイモやトマト、なすなどどっさり頂きました。 もちろんハイジちゃん家のも一緒に頂いちゃったよ。 そうして・・・今夜はハイジちゃん家に泊めて頂くため、ハイジ邸に向かいました〜 その時の様子は、こちらで・・・ 美濃戸口→阿弥陀岳→赤岳に戻る 2006.7/29〜9/5 「山旅速報」 |