鳥 海 山 (2236m) 続き 2005年8月6日 (土) ![]()
七高山は西側が、スパッと切れ落ちていました。 新山が真正面に見えます。 七高山からは、快晴ならば岩手山、早池峰山、栗駒山も見えるそうです。 そうして新山に向かおうとしたその時、ふと見ると新山の向こうに影鳥海らしきものが 見えるではありませんか〜〜 少しガスっていたので、はっきりしませんが影鳥海だったら嬉しいなぁ〜 ![]() いよいよ新山に向かって・・・千蛇谷底まで下り・・・右上の雪渓を登ります 真上には大物忌引神社が見えてます さぁ〜新山目指して・・・千蛇谷の雪渓まで急なガレ場の下りです。 かなり足場も悪いのでカケスが、何度も気をつけるようにと注意してます。 その沢底からみた新山は、とっても迫力ありました! その山頂部は・・・複式火山特有の変化に富んだ迫力ある地形で、とてつもなく大きかった! そうして急な岩場を通過したら、大きな雪渓が待ち受けていた。
雪渓を通過すると、今度は巨岩帯の登りとなりました。 白ペンキの表示が随所にあり、足場も割合しっかりしていますが、 手足総動員での登りとなります。 石に付けられたペンキの矢印を見落とさないように 注意しながら登って行く。 途中「胎内くぐり」と言う摩訶不思議な岩場の中を通ります。 なんでも安産の神様が祭ってあるそうです。 暗くてよく分らなかった(笑)
いよいよ核心部の頂上直下の岩を登っていきます。 無造作に積み上げた岩が今にも崩れ落ちそうな感じですが・・・ 登ってみると以外に、岩場はしっかりしていて大丈夫のようです。 おぉ〜(;゜0゜) これは、まるでロッククライミングですね〜〜 カケスの登っている向こうには、千蛇谷コースから登ってきた人の姿も見えます。 さぁ〜もう一息 e(^。^)9 ファイト 最後に大きな岩を回りこむように登った所が、鳥海山の最高地点(新山)だった!! ![]() 山頂直下の岩場を登る・・・カケス ![]() 鳥海山(新山)山頂 ( On Mouse ) 鳥海山山頂は、数人登れば一杯になってしまうほど狭く・・・ 記念写真を撮ったら次の方の交代で〜す! お天気が良いと、月山や早池峰山、栗駒山、岩手山なども見えるであろうに・・・ 眺望は今ひとつでした。 残念!!
カケスが新山で下りルート(千蛇谷コース)確認している間に、 カラッチ荒神岳まで登っちゃいました。 お互いに・・・写しっこ〜〜(笑)
下りは・・・千蛇谷コースにしました。 新山を下ってまず驚いたのが「切り通し」でした。 人工的にでも作ったのかと思えるその岩場を下って来る人達もいました。 切り通しと呼ばれる大穴を登ると、積み上った岩の下に大物忌神社が見えます。 千蛇谷コースから大勢の登山者が登ってきます。 頂上が狭かったので、平たい岩の上で昼食にしました。 上を見上げると、累々と岩が積み上がった新山が・・・ まるでジャンダルムのように聳え、その姿は圧巻であった!! ![]() 少し下った所から見た・・・孤高の鳥海山
大物忌神社は、城壁のような石垣の中に宿泊施設と本社ったが、 余りにも大勢の方が休んでいたので立ち寄らず素通りしました。 そうしたら、後で聞いたのですが・・・ 大物忌神社には、大きな株のメアカンフスマが花をつけていたそうです(泣)
外輪の内壁をみあげながら、氷河のような大雪渓を下っていると・・・ 大きな石がゴロゴロ転がっているではありませんか〜 千蛇谷コースは、登りも下りも落石にはくれぐれも注意が必要です。 いやぁ〜こんな大きな石が落ちてきたら命の保障はありませんよ〜(怖) そうして千蛇谷コースはやはり、登りに使うのも単調で苦しいだろうなって思いました。
やがて七五三掛で往路と合流し、八丁坂を下り御田ヶ原へと下る。 御浜神社からは往路を一気に下りました。 下りの石畳は結構足に堪えたが、ゆっくり歩くより一定のリズムで歩く方が なんとなく自分にはあってるような気がして・・・
鉾立の駐車場に着いたのは、午後1時20分であった。 駐車場まで戻ると、明日登る準備している人が「昨夜は大物忌小屋でしたか〜」って 聞かれたので、今朝登りましたと言うと驚かれていました。 って・・・まだ早い人いっぱいいるよね〜ん! まずは冷たいビールと言いたいのですが(笑)・・・ 鉾立の売店に直行し、アイスを2ケづつ食べちゃいました。 ![]() 鳥海山・・・最初のページに戻る 東北・北海道山旅もついに幕を閉じました。 ネット仲間に支えられ大勢の方に応援して頂いたお陰で、怪我なく無事13座登ることが出来ました。 幸いお天気にも恵まれ、東北・北海道の山を存分に堪能することができました。 ここに皆様の声援に対し、心より厚く御礼申し上げます。 そうして拙いレポを見て頂き、有難うございました。 m(__)m ![]() |