次郎及(じろうぎゅう (1929m)→剣 山 (1955m) 2005年5月7日(土) ![]() 地図リンク
5日に石鎚山から下山後、6日に瓶ケ森・伊予富士に登る予定で 瓶ケ森登山口に移動し・・・車中泊したものの、翌日(6日)は雨だったので登山はあきらめて 村道を下って・・・桑瀬峠に・・・ 桑瀬峠では香川のアマチュアカラマンの S さんと、自転車で桑瀬峠を越え石鎚山に登りに行くと言う M 君も交え、色々話しに花を咲かせる。 アマチュアカラマンの S さんは、昨年もこの村道を下っている時・・・物凄い豪雨に遭い、、、 流木などが流れる道を、命からがら車で下りて来た話をして下さった。 その時は生きた心地がしなかったそうで〜す。 S さんにはアケボノツツジの撮影ポイントなど教えて頂く。 この時の移動の様子は・・・こちら原村のマーガレットさんが楽しいレポアップされています。 桑瀬峠で昼食を済ませ徳島自動車道を走り、美馬 I C で下り貞光に・・・一路祖谷に! 途中で食べた名物讃岐うどんのシコシコと美味しかったこと。 貞光から四国を横断する国道438号線を一路、剣山登山口見越まで細いつづら折れの道を走って行く。 この438号線、最小幅員は2M程で対向車が来たらすれ違わない! やっと登山口である見ノ越へ到着。 登山口には結構広い駐車場があり、一部は立体駐車場になっていました。 よっちゃん&マーガレット夫妻は、予約してあった宿で宿泊 !! カラッチ達は、今夜も車中泊なんですぅ〜〜δ(⌒〜⌒ι) とほほ... でも食事は一緒に宿で頂きましたよ〜ん! (≧ロ≦) アイヤー 料理の内容が宿泊客と違ってました〜〜(笑) お風呂は、よっちゃん&マーガレット夫妻が泊まるのでカラッチ達も入れて頂きました。
さていよいよ7日(土)・・・「こちら原村」のよっちゃん&マーガレット夫妻と 剣山に登山で〜す!! 西日本屈指の名峰・・・剣山は四国で石鎚山についで二番目に高い山で その昔、剣山は太郎及(たろうぎゅう)と呼ばれていたそうです。 太郎及(たろうぎゅう)と次郎及(じろうぎゅう)兄弟の山だったんですね〜 剣山の由来は・・・山頂から少し下ったところにある高さ35mほどの石灰岩が、 侵食されて「剣の形」をしているからと言う説と 山頂の宝蔵石の下に安徳天皇の御剣を隠したため剣山と呼ばれるようになったという説があるらしい! こちら原村・マーガレットさんの超・楽しいレポは・・・こちら ![]() そうして翌朝は晴れる予定でしたが、霧雨で〜す! でもよっちゃん&マーガレット夫妻は明日には帰らなければいけないので、剣山ロープウエイで登る。 マーガリっち〜んがリフトの一割引券をネットで検索して準備して来てくれました。 見ノ越駅から剣山登山リフトで西島駅まで高低差335mを一気に登る・・・楽チン〜〜♪ ところがリフトを降りても、このようなガスの中でした。 でも雨カッパ着なくても良いだけ、まだましで〜す。 そうそう、見ノ越駅にはマーガリっち〜んの知り合いの徳島の「さんきらいさん」のお父さんが 何でも剣山山頂ヒュッテが今年60周年とかで、そのお祝いに登られると言うことで ご一緒して頂けることになりました。
ガスの中でもよっちゃん&マーガレット夫妻は、カメラを片手にお花や木の写真を撮りまくってます。 カラッチのカメラでは ↓ の程度の写真しか撮れませ〜ん(泣) 何でもよちゃんは10種類以上のお花の写真写したそうですので、、、 お花の写真は、マーガリっち〜んのレポを期待しましょ〜〜
「さんきらいさん」のお父さんは、剣山・次郎及分岐から真っ直ぐ剣山に向かわれました。 我々は、今日はガスっているので先に次郎及に登って剣山を目指そうと言う よっちゃんの提案に従って、次郎及への登山道を進みます。 登山道は、怪しい(笑)よっちゃんが来たからか、ガスでとっても妖しい雰囲気で〜す! そんな中でも楽しんで歩くのが、よっちゃん&マーガレット夫妻です。 ほら・・・よっちゃんまた何やら写してますよ〜〜
そうこうしている内に、三嶺への縦走路分岐を過ぎ・・・ ショウジョウバカマが咲き乱れる少し急な登山道を登ると、次郎及山頂でした。 よっちゃん&マーガレット夫妻、カラッチが次郎及山頂にやっと着いた頃、 カケスはもう〜下山すると言ってま〜す! 慌てて、二人で山頂で記念写真を撮ってもらいました〜(笑)
次郎及の山頂はご覧の通り・・・真っ白なガスの中で何にも見えましぇ〜〜ん! 「晴れろ教の教祖」が一緒に登ってるって言うのに・・・ すると「よっちゃん」正座して・・・にわか宮司に変身し剣山に向かって手を合わせ始めました。 でも何だかお顔が笑ってま〜〜す! ![]() そこで教祖、声を振り絞って「晴れろ〜〜〜!晴れろ〜〜〜!」って叫びました。 ![]() すると・・・どうでしょ〜〜〜 ( ̄0 ̄)/ オォー!!
そうして振り返って見た「次郎及」はこんなに晴れ渡っていました。 ![]() 次はこれから向かう・・・剣山のガス・・・なんとしても消えてもらわないと困ります! 「晴れろ教の教祖」が歩いて行くと・・・ナントナント〜〜 剣山を覆っていたガスがどんどん引いて行くではありませんか〜 (°O° ;) オドロキ!
見て下さ〜い! 次郎及・・・の見事なこの稜線!! ![]() 振り返れば・・・歩いてきた次郎笈・・・四国笹におおわれた縦走路が見える (剣山登山道より)
剣山山頂には、社務所・山小屋・測候所があり、 剣山測候所は富士山に次ぐ日本で2番目の高山測候所だそうです。 山頂では、植生保護の為・・・板張りの散策路が整備されていました。 剣山山頂は広く、360度・・・何も隔たる物がありません! また剣山山頂のなだらかな丘は、平家の落ち武者が 安徳天皇を奉じ馬場の訓練に励み再興を期したことから、「平家の馬場」と言われている。
そうして剣山山頂では、こんな素晴らしい青空と眺望で〜す! 西には・・・シコクザサの柔らかい山肌の次郎岌(1929m)がどっしりと座り、 その向うには端正な三角形の三嶺(1893m)が・・・ そうして東には・・・一ノ森への稜線が見渡せる。 剣山から一ノ森への縦走路には高山植物が多いんだそうで〜す! 次回には、こちらのコースも歩いてみたいなぁ〜 そうして三嶺への縦走コースも・・・ ![]() 山頂方位盤と三嶺(右端) 遠く・・・石鎚山、室戸岬、足摺岬をはじめ、大山なども見えるそうだ!
![]() 四人の目の先には・・・ ![]() 次郎笈山頂から三嶺へ続く縦走路と三嶺(1893.4m) その後方には薄っすらと石鎚山が・・・・そうして望遠レンズの向こうに大山が見えた!
山腹に大剣神社のお塔石が聳え、その岩を砦のようにして大剣神社が建っていた。 ここでもよっちゃん&マーガレット夫妻は、二人揃って手を合わせていました。 ちなみにここ大剣神社は・・・ 現世最高の良縁を結ぶ神様だそうで〜す!
こうしてよっちゃん&マーガレット夫妻との二日間にわたる 石鎚山・剣山への楽しい登山もそろそろ終盤を迎えました。 この後お二人は、徳島の「さんきらいさん」に会う為に・・・下山後 「さんきらいさん」のお父さんと共に徳島に向かいました。 カケス&カラッチは、次なる山「西赤石山」を目指して新居浜のマインピア別子に向かいました。 「四国の山旅」 レポ 「石鎚山」 レポ ![]() |