燕 岳 (2763m)


日  時    2004年7月27(木)  晴





松川道の駅すずむし荘で、白馬〜五竜岳縦走の疲れをしっかりとり
リフレッシュしたカケス&カラッチは燕岳に登るため中房温泉に向けて車を走らせる。
穂高町から中房温泉までおよそ40分ほど走った頃、道の両脇にサルが2〜3匹づつ
あっちこっちに出てきて歓迎してくれた。
(^。^;) ?ん? カラッチが申年って知って歓迎してくれてるんだろうか〜

燕岳は、花崗岩の岩塔とハイマツが織りなす見事な景観の山で一度登ってみたかった山 !!
本当は大天井岳まで縦走したかったが、昨夕の雷雨に恐れをなし
今回は燕岳まで登って同じ合戦尾根を下る予定である。
国民宿舎有明荘近くの無料駐車場には、駐車している車が沢山あった。
北アルプス入門の山として又、表銀座コース・パノラマ銀座コース登山口としての人気をうかがわせる!

登り コースタイム 下り
5:30 中房温泉登山口
6:50 第二ベンチ
7:20 第三ベンチ
8:30〜8:50 合戦小屋
10:15 燕岳山頂 10:40〜11:30
燕山荘 11:55
合戦小屋 12:40
第三ベンチ 13:30
第一ベンチ
14:10
中房登山口 14:30
(コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)

中房温泉売店の手前から、日本三大急登の一つと言われる合戦尾根を登る。
最初から急登が続き中房川の音が小さくなる頃、第一ベンチに到着!
ここ第一ベンチを少し下った所に湧き水の水場があるが、
充分水分は準備しているのでそのまま通過した。
荷揚げ用(スイカを上げるのかな?)のケーブルの下をくぐり、少し行くと第二ベンチだった。
だんだん歩くタイミングが掴めて、そんなにしんどいとは思わなくなった。

第二ベンチで小休止! 第三ベンチ、富士見ベンチと歩いて・・・
いよいよ合戦小屋に着いた。
うれしいな(*゜▽゜ヾ スイカが食べれるぞ〜〜
合戦小屋名物のスイカはとってもよく冷えて、美味しかったよ!
一休みしたら最後の急坂を登り、合戦の頭に出た。
ここからは槍の穂先が目の前に見える。 穂高連峰には雲がかかってよく見えなかったが・・・ 
前方右手には、燕岳、燕山荘が見えてきた。

中房温泉登山口 蝶槍が小さな三角錐してる 合戦尾根といえば・・・これですねぇ〜
だんだん急登になってきた 合戦の頭から槍ケ岳 燕岳、燕山荘が見えてきた

ハイマツにおおわれた緩やかな稜線を歩いて、風化した花崗岩の山を越え
お花畑を横切り木の階段登ると、いきなり裏銀座の山々と対面した。
w(゜_゜)w オォー 少しガスが沸いてきてるが、見事な眺望だ !!
ここからの眺望は、いままでの登りの疲れを一気に吹き飛ばしてくれる
槍ヶ岳、笠ケ岳、双六岳など裏銀座の山々・・・360度なにも遮るものがない
燕岳への道は、花崗岩の塔を見ながら稜線漫歩を楽しむ!
この景色みたら、画像の説明いりませんよね〜(*^^ゞ 




初めての雷鳥との遭遇でした 親鳥も左端にいるよ〜


有名なイルカ岩  本当にそっくり!

こちらは・・・めがね岩   めがね岩からの燕岳





正面に槍ヶ岳、穂高連峰、双六岳から立山、剣までの北アルプスの主峰・・・南西方面には三俣蓮華岳、鷲羽岳、ワリモ岳、水晶岳などが・・・

(クリックすると拡大してスクロールします)



急斜面の砂礫の中に咲いていたコマクサ

燕山荘は、山小屋にしては洒落た建物で驚いた。
夜には3代目オーナーの赤沼氏のアルプスホルンの演奏が、
来客の人達の楽しみの一つになっているのだとか・・・
今回は、雷の発生が怖くて大天井岳までの縦走を諦めたが、
泊まりたかったなぁ〜 燕山荘 !!

燕岳登山道で見たお花も沢山ありましたが、画像が綺麗じゃないんです〜
「こちら原村」のマーガレットさんが、雨の中にも拘らず素晴らしい写真アップしていらっしゃいます。
こちら「燕岳・花巡り」でご覧になってね〜



山頂より望む・・・大天井岳と常念山脈  右上には燕山荘が・・・


下りは登って来た合戦尾根を下り、PM3時に下山 !! 
そうしてなんと〜 ハイジちゃん潤平さんのお薦めの中房温泉に入らず
(駐車場に車が一杯だったので混雑してると思って・・・)
そのまま下って栃尾温泉まで戻ってきちゃったので〜す。
中房温泉、とっても素敵な温泉だったのに・・・

今回の燕岳・・・お天気は良かったけど、なんだかなぁ〜でした。
次はここ合戦尾根から燕岳、大天井岳と表銀座コースで槍ケ岳に挑戦だぁ〜
そうしてまずは中房温泉のお風呂に浸かって、燕山荘に泊りたい !!



   
北アルプスの旅・・・速報


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