八 甲 田 山 (1584m) 日 時 2004年9月27(火) 曇りのち晴れ
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酸ケ湯温泉で朝食バイキングをお腹一杯食べて、登山準備をして外に出るとガスがかっかっている。 ガイドをお願いした青森の田澤さんは、すでに準備を整えて待っていて下さった。 まず、会長さんより皆さんに田澤さんを紹介して頂いて、班毎に並びいよいよ出発!! 酸ケ湯温泉のトイレ舎横から国道沿いに進むと、登山口に出た。 まずは、ここでストレッチをして歩き始める。 少し歩くと賽の河原となり、以前噴火した際のゴロゴロした岩が広がり 荒涼とした風景となった!!
登山道はやがて、ブナ林とナガマリタケの道となり・・・ 展望のない樹林帯を高度を上げていくと、登山道の両側にアオモリトドマツが目に入る頃 硫黄臭が漂いはじめ・・・地獄湯ノ沢だった。 沢を渡って道が平坦になった頃、 仙人岱湿原に出た。 これより右に少し入った所に仙人岱避難小屋があり、ここでトイレ休憩と 少し小雨交じりのガスとなってきた為、雨具をつける。 湿原の中央には、八甲田清水がコンコンと湧き出していてとっても美味しかった! のどを潤した後、大岳にに向かってアオモリトドマツのの樹林帯を進んで行く。 この辺りは夏まで残雪が残り、雪が消える頃には見事なお花畑だそうで〜す。 やがて森林限界を越えた頃、次第に火山礫が多くなり道も傾斜を増してくる。 やがて平坦な道となり、八甲田火山の噴火口の一つの鏡沼が見えるはずだが・・・ 残念ながら今日はガスって何も見えない。
ほどなくしては、八甲田山大岳山頂に着いた。 周りは360度の大展望のはずだった! 太平洋側と日本海側を同時に眺め、岩木山、岩手山、鳥海山まで眺めれるはずだった! あぁ〜それなの〜に♪・・・生憎のガスで、今日は全く展望な〜〜し! !Σ( ̄□ ̄; ガーーン!
八甲田大岳から大岳避難小屋まで下り、ここで昼食タイム! 大岳避難小屋は立派な建物だったが、中に先客がおられたので外で昼食をとる。 それにしてもお昼のお弁当は酸ケ湯温泉で準備して頂いたが、おむすび二個とタクアン二切れだった。 お漬物持参して良かったよ〜〜
昼食後、井戸岳、赤倉岳に登り返して・・・ 赤倉岳山頂から一気に田茂萢(たもやち)湿原に向けて下山! 途中からやっとガスが引いて、展望が開けてきたよ〜 みんな一斉に「うわぁ〜」って歓声をあげる!! 下りながら一斉にカメラを構えるメンバーの最後尾で、ゆっくり写真を撮りながら下って行く。 下る途中から、八甲田ロープウェイ山麓駅が見えてきた。
田茂萢(たもやち)湿原まで下りてくると、 本日八甲田山に登山されなかったFさんとKさんの二人が、待っておられた。 何でもガイドして下さった田澤さんのご主人が、お二人を青森の名所に案内して下さったとか・・・ お二人も大変喜んでいらっしゃいました。 青森の「おっとさん」「おっかさん」には、本当にお世話になっちゃったよ!! m(_"_)m ペコペコ 一帯に広がっている湿原が、田茂萢(たもやち)と呼ばれる所で・・・ 八甲田山は雪が非常に多く積もり、この融雪水が長い期間にわたって窪地に停滞すると 湿地や沼となり、湿原植物が生育するそうです。 これらの沼の水は、融雪水と雨水によって補給されているので 沼の水も枯れる時期もあるとか・・・
八甲田ロープウェイ山麓駅に向かって、少し登った辺りから田茂萢(たもやち)湿原が見渡せました。 紅葉もまだこれからのようで〜〜す! 紅葉の頃には素晴らしい景色なんだろうなぁ〜って想像しながら歩きました。
八甲田ロープウェイ山麓駅で時間待ちの間に、買って食べたリンゴが美味しかったよ!! 一個80円のリンゴを交渉して、三個200円にして貰っちゃった! >W ^.^ W ヤッタネ! ロープウェイ終着駅には、バスが迎えに来てくれていて・・・ 今夜の宿嶽温泉の嶽ホテルに向かい、豪華夕食に舌鼓し温泉でゆっくり疲れを癒しました。 そうそう、バスの中で「田澤さん」から青森の美味しいリンゴジュースの差し入れがありました。 渇いた喉にとっても美味しかったで〜〜す! 本当に有難うございました。 明日の岩木山の案内もよろしくね〜(^^ゞ 翌日登った 岩木山 のページ ![]() |