白馬岳(2932m)→五龍岳(2814m)縦走 三 日 目・・・五竜岳→白岳→遠見尾根→テレキャビン 日 時 2004年7月24日(土) 快晴 おおまかなコースタイム
![]() 五龍山荘前より・・・存在感のある五龍岳を仰ぎ見る 今日は五竜岳に登って遠見尾根を下山するだけなので 宿で朝食を済ませて五竜岳に登ることにした。 早立ちの人達は、3時半から4時頃には頂上を目指したらしい! そう〜日の出を拝むために・・・ しまった !! カラッチが登り始めた時には、すでに五竜岳は朝日に照らされていたよ〜 小屋に荷物をデポして、AM5:30にカラミで五龍岳を目指す!
山荘からしばらくは砂利道の登りが続く。 そのうち道は岩場へと変り、ペンキの〇マークを頼りに登っていく。 山頂に至る道には「G0」「G2」と名づけられた岩峰が聳えている! 大きな岩峰を黒部側に巻いて登っていく。 足場さえしっかり確保すれば滑落する心配は無いが・・・・ 三点確保で踏み外さないよう気をつけて登っていった。 五竜岳のG0とかG2と呼ばれるピーク名は、 グラート(岩尾根)からきているそうで、岩稜ルート開拓期の名残とか・・・・ ごめんなさ〜い! ここまでの画像がありましぇ〜ん!! 間違って画像を削除しちゃったんです。 "r(^^;) ポリポリ ↓ の画像は下りの時写したものですが・・・
さらに、ジグザグを切りながら高度を上げていく。 垂直の岩登りを越えたら前方にもピークが見えた。 やったぁ〜頂上と思ったが・・・ しかし、五龍岳のピークは二つあるのだそうだ! ![]() 左に行くとあの八峰キレットを経て鹿島槍に・・・ 手前のピークの所に八峰キレット方面への指導標が立っていた。 この写真に写っている標識(カラッチの上)の・・・ もう一つ奥のピークが三角点のある五龍岳山頂だった !!
こんなに素晴らしい眺望が待っているなら、朝食をお弁当にしてもらって 早朝起きて直ぐに登り、ご来光をこの頂で拝むべきだった! 朝靄がかかってはいたが、きっと素晴らしいご来光だったことでしょ〜 それで、皆さん起きて直ぐにそそくさと登り始めたんだなぁ〜 経験浅いカケス&カラッチの誤算だったよ! 五龍岳から眺めた双耳峰の鹿島槍ケ岳と八峰キレット その後ろには槍ケ岳、水晶岳、薬師岳、立山、剱岳 ![]() (クリックするとスクロールして拡大します) あの鹿島槍がすぐ目の届く先に聳えているよ〜 いつの日かあの八峰キレットを越えて、あの鹿島槍の頂にも立ってみたい・・・ この後登る予定の立山・剱岳もその華麗な姿で迎えていた !! ![]() 下りは快調なカラッチで〜す! ![]() 五龍岳から下ってきた辺りから・・・歩いてきた白馬岳、不帰ノ瞼、唐松岳の長い道のり 右端の五龍山荘から右の尾根が遠見尾根 ![]() 白岳山頂から唐松岳をバックに・・・ これから遠見尾根を下って行く。 遠見尾根を降りるには、一旦白岳のピークを越えて岩場の鎖の道を下り・・・ 西遠見、大遠見、中遠見、小遠見山といくつかのピークを越えなければならない。 長い遠見尾根の下りがこれから始まろうとしていた。
下りだけかと思いきや、時には厳し〜い登り坂が待っている。 西遠見、大遠見を過ぎて・・・ 中遠見を超える急な階段は、心臓破りの急登だった! ρ(..、)ハァ〜 小遠見の尾根道で五龍山荘で作ってもらった弁当を食べる。 今までの山小屋のお弁当で一番のご馳走だったかも〜 お弁当の画像ありましぇ〜ん! 余りにも美味しくて食べた後でした・・・ ![]() 風雪に耐えたダケカンバの木 下るに従ってガスが濃くなり、周りの景色が全く見えなくなってしまった! それでも遠見尾根を登ってくる方達が後を絶ちません。 そういえば今日は土曜日、皆さん明日の天気を期待して登ってるのでしょうね。 明日の好天を祈りながら、五竜テレキャビンに向けて下山していると・・・ 携帯が鳴った! ハイジちゃんからだった。 「今松本に来てるんだけど、良かったら今日お会いしませんか〜」とのお言葉! 嬉しいお誘いの電話だった。 (⌒_⌒) ニコッ テレキャビンアルプス平駅が近くなったらも一度こちらから電話すよう伝える。 ゴンドラリフトで五龍テレキャビンアルプス平駅に下って、白馬八方まで戻り第1郷の湯で 3日分の汗を流して、コインランドリーで洗濯を済ませ・・・ ハイジちゃん達と待ち合わせの「松川道の駅」に向かう。 ペーター&ハイジ夫妻は、冷たくひやした美味しいメロンを持って とびっきりの笑顔で待っていた下さった !! その後、一緒に「釣人」と言うお食事処で楽しいひとときを過ごしました。 一日目・・・白馬岳→天狗山荘レポに戻る 二日目・・・天狗山荘→不帰ノ瞼通過→唐松岳→五龍岳山荘 北アルプスの旅・・・速報に戻る ![]() |