2008年8月26日 (火) ![]() 8/23(土)に四阿山(あずまやさん)に登ったカラッチ隊、長野市内に泊まり・・・ 翌24日には雨の中、小布施ハイウェイオアシス&オアシスおぶせ道の駅に移動しました〜 オアシス小布施道の駅は、高速道路の小布施PAからも入ることが出来、とっても素晴らしい所だったので〜す!
しかも小布施ハイウェイオアシスの下は屋根付きの車庫があり、この日雨だったので・・・ カラッチ隊にとっては格好の駐車場となったのでした〜^^; 上に上がれば小布施ハイウェイオアシスで食事することも出来ましたよ。 そうして何より良かったのは、オアシス小布施道の駅の方の駐車場には地元の果物や野菜も安く売っていたのです。 そうして25日には戸隠神社参拝の後、高妻山に登る為に戸隠牧場のキャンプ場に移動したのです。 25日に戸隠神社に参拝した時に、実は何か撮影隊が来ていて・・・ 聞いてみると、「ひろし」だとか〜 エェッ ひろしって誰!?! のカラッチでした。 何だかリポーター役の女の子と二人で戸隠神社に参拝する様子を、撮影していました。 遠くから望遠で狙ってみました〜(笑)
戸隠神社を見学したカラッチ隊、さらに車で戸隠キャンプ場まで走り 戸隠キャンプ場の奥の高妻山登山口近くの駐車場に移動し、キャンプ場内を散策して夕食の準備に取り掛かりました。 駐車場にカラッチ号の他に1台車が停まっていましたが・・・ カラッチ達が夕飯の準備している頃から3台ほど車が到着し、皆さん明日、高妻に登られるようです。 ここはキャンプ場なのでトイレも水場も完備されていて。 しかも売店の横には、シャールームーや洗濯機も置いてあり、下山後何かと使えそうで〜す(笑)
戸隠キャンプ場で見かけたお花達・・・
高妻山は、別名「戸隠富士」とも言われ・・・ 戸隠連峰中の最高峰でありながら、長野市街地からでも数ヶ所からしか姿が見えないそうです。 三角形に鋭くとがった秀麗な姿は、高山に一歩もひけをとらない鋭鋒であり、 日本百名山中・・・3本の指に数えられるほど、アップダウンのある山だそうです。 戸隠山の北に位置する高妻山の登山道は戸隠高原からのみで、 山中には有人の山小屋もないので日帰りでの往復しか方法がありません! 行程も長くアップダウンも多いので、思いのほか体力と時間を要する山のようである。 一不動避難小屋から頂上までの各ピークには、順番に石祠が祀られているそうです。 また一不動避難小屋にはトイレが無く、環境保全のため地元では 緊急時以外での利用はしないように呼びかけているそうです。
牧場事務所の前を通り、牛止めの柵を抜けて放牧された牛たちを見ながら歩いて行きます。 牧場を通り抜けた所にももう1ケ所牛止めの柵がありました。 この牛止めの柵・・・良く出来ていて人間は通り抜けるけど、牛さん達は通れないんですね〜 大洞沢の沢沿いに歩いて行き、石伝いに対岸に渡る箇所がありましたが 8/24の雨で水の流れが結構あり、飛び越えるのが大変でした。
右へ左へと渡り返しながら次第に高度を上げていきます。 登山道も段々急になり、結構水も流れて川のように水が流れる登山道といった箇所もありました。
雨は降ってないのですが、どうもお天気が今ひとつのようです。 後ろを振り返ってもボーッと山らしい形が見えるので、お天気ならば眺望が良いのかも〜
岩ゴロの登山道を登って行くと、やがて右から大きな沢が合流! やがて鎖場がある滑滝でしょうか〜高さ20m程の滝が現れました。 岩が水で濡れて滑りやすかったが、鎖もあるので難なく登ることが出来ました。
沢の中をしばらく歩き、右に不動滝が流れ落ちていました。 左の草付きを登ると、高妻山一番の難所である帯岩を横切ります。 帯岩は・・・画像右上の不動滝の上に鎖が縦に吊るされた岩場を横切るのですが ここは水が流れていてとっても滑りやすく、下は岩がきれ落ちているので慎重に歩きます。 下の真ん中の写真は、決してカケスが滑っているのではありましぇ〜ん! 下の右の画像は、下りでY君が写して下さったものですが・・・ 岩帯は、足場を切ってはあるものの、 こんな濡れた岩場の上を鎖を頼りに、しかも滑り易い岩帯を通過するのですぅ〜 この岩帯を通過すると、不動滝の落ち口に出ました。
不動滝を越えて、沢の中を歩いて行くと、冷清水と言う最後の水場に出ました。 コップは1ケ置いてあり、水を口に含むと冷たかったで〜す! ここから先は水場が無いので、ここで水分補給をするようですが・・・ カケスが沢山水を担いでくれているので、素通りしましたよ。 しばらく枯れ沢を歩いた後、ネマガリダケの急坂を登ると、 一不動避難小屋のある鞍部に出ました。 中を覗いてみると、誰かが置いて行かれたのか寝袋がありました。 ここで靴の紐を締めなおして、行動食をとってから高妻山目指して進みます。
一不動避難小屋からは、二釈迦、三文殊、四普賢と各ピークに石碑が祀られてているらしいです。 まずは、コメツガの樹林帯を二釈迦を目指します。 二釈迦から稜線に出たのですが、何にも見えましぇ〜ん^^; 次のピーク・三文殊に向かって歩きま〜す。 この辺りで一人の男性が登って来られ、「シジュウカラさんですよね!」って声をかけて来られました。 なんとその男性は・・・ 今回の夏山旅で南アルプスの悪沢岳・赤石岳・聖岳縦走の為に 椹島ロッジから千枚小屋に向かう途中で、汗拭き用のタオルを忘れたカラッチに ご自分のハンカチを貸して下さった長野のY君だったのですぅ〜 「エェーどうして今日カラッチ隊が高妻山に登ることが分かったのですか〜」と言うカラッチに・・・ Y君・・・「掲示板を読んでいたので、今日登られる事が分かって駆けつけて来ました〜」 って仰るではありませんか〜 いやぁ〜(^^ゞ 感激!! Y君とは暫らくお話しながら歩いていたのですが、健脚Y君に気の毒なので途中から先に登って頂きました。
三文殊からいったん下って登り返した所が四普賢と言う所でした。 四普賢から五地蔵に・・・この辺りから段々傾斜がきつくなってきました。 五地蔵の頂上は少し広くなっていましたが、笹原で見通しが良くないようで〜す。 展望があってもやはり濃いガスの為、何も見えなかったでしょ〜 五地蔵から道は直角に曲がり、稜線に出ます。 晴れていれば、この辺りから妙高山と黒姫山が綺麗に見えるらしいです。 次の六弥勒は、意外と近かったで〜す! 六弥勒から大きく下り、その次のピークが七薬師でした。 七薬師から八観音までまたもや登り返しで、アップダウンの繰り返しなんです〜
ここまでも結構アップダウンのある苦しい行程でしたが・・・ 特に八観音のあとの八丁ダルミからは、胸を突くように急で 九勢至からの十阿弥陀に至る登山道は、“これぞ高妻山”と言うような急登でしたよ! ともかく段差も半端なものではなく、手足総動員で登るカラッチでした。 あのネット仲間のひらさんでさえ、高妻山を目の前にして2度も敗退したと言われる そんな急な登りに喘ぎながら登っていると・・・ あの長野のY君がもう山頂を踏んで、カラッチ隊を待ちきれなくて下山して来ました。 優しいY君は、なんともう一度カラッチ隊に付き合って山頂まで登って下さったのです。
ようやく山頂部の一角である岩場出たようです。 折り重なるような岩場の上に青銅鏡がある十阿弥陀のようです! 岩場の側にはナナカマドの実が赤く色づいていました。
高妻山々頂は、十阿弥陀から少し先でしたが・・・ 何しろ今日のこのガスでは展望も望めるはずもなく、山頂でY君と再会の握手をして 記念写真におさまるカラッチ隊でした〜 高妻山からの展望は、近くに西岳、乙妻山の隣に雨飾山、妙高連峰、そうして北アルプスと 素晴らしい眺望が広がっているはずでした〜
眺望は楽しむことは出来ませんでしたが・・・ でも、Y君のお陰で楽しい登山が出来ました〜 ☆⌒(*^∇゜)v ありがとう! 下りは・・・Y君も一緒に色んなお話しながらでした〜 カラッチ隊が自宅に帰ってから、Y君から高妻山の写真が届きました。 そうしてそのY君、10月の終わりに四国の石鎚山に登った帰りに 戸隠蕎麦をご馳走した御礼にと長野のりんごを手土産に、我が家に立ち寄ってくれたのでした。
上の左の画像は、2007年に高妻山に登られたY君が八方睨みから写されたものです。 五地蔵から山頂までのアップダウンが良く分かりますよね。 お花の写真もとっても綺麗で(下の2枚の写真)レポに使わせて頂きました。
一不動避難小屋近くまで下りてきた頃、少しガスが切れて北アルプスが見えました。 Y君が教えて下さったので、急いでカメラにおさめました。 戸隠牧場まで無事下山して、Y君を誘って戸隠蕎麦を食べに行きました。 ひらさんやだんべえさんから美味しいと聞いていた、戸隠中社の前の「うづら家」でした。 沢山の方が並んでましたが、本当に美味しいお蕎麦でしたよ!
Y君と楽しいひと時を過ごしたカラッチ隊、もう一度戸隠牧場まで後返ってから 戸隠牧場のコインシャワー(200円)で汗を流し、備え付けの洗濯機で洗濯をしたのでした〜(笑) そうして国道18号線沿いの「しなの関東道の駅」に立ち寄り ここが今夜の宿となったのでした。 しなの関東道の駅では、駐車場から眼の前に妙高山が見え、登山意欲をそそりましたよ。 道の駅から望む信越五岳の山並みは、絶景でしたよ! そのY君が2009年に、100名山達成した時に、三度目にしてやっと 高妻山からのこんな ↓ 素敵な眺望を目にされたそうで〜す! カラッチ隊と一緒にこの景色を見たかったと、メールで画像を送って下さいました。
そうそう、しなの関東道の駅でも新鮮な野菜の直売場があったのですが・・・ カラッチ、生のトウモロコシ(直売場で1本100円で買った)を持って歩いていると、 直売場の前でおば様達が大きな釜に湯を一杯沸かして、販売用のトウモロコシを茹でる準備を しているではありませんか〜 咄嗟にカラッチから出た言葉は・・・ 「まぁ〜良い湯加減ですね〜 この一番風呂に浸かりたいわ〜ん」でした〜 おば様達、「こんな湯に浸かると大変ですよ〜」だって〜 そこでカラッチ、先程買ったトウモロコシを差し出して、「いえね〜、このトウモロコシが浸かりたいと言ってるのよ」って 言ったのでありま〜す。 結果は大成功!! おば様達、ゲラゲラ笑いながら「今まだお客様いないので一番風呂に入れてあげましょう〜」だって〜 2本200円のトウモロコシが、2本1000円の茹トウモロコシに変身したので〜す♪ あぁ〜〜美味しかったぁ〜〜(^ ^;Δ フキフキ ひらさんの高妻山レポ・・・弥勒新道に下る道(地図)が詳しく載ってます 2008年夏山旅・・・速報に戻る ![]() |