瑞牆山 (2230m) 2007年7月31日 (火) ![]() ![]() 金峰山からの瑞牆山 奥秩父西部に位置する瑞牆山・・・ 岩峰を重ねた特異なその姿は、山好きの心をくすぐります。 全山が花崗岩で形成され、奥秩父の山でも異彩を放っています。 コースタイム (※ ゆっくり歩きました コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね) 富士見平小屋(13:00)→桃太郎岩(13:35)→大ヤスリ岩下(14:45)→釜瀬川からの登り合流点(15:13)→瑞牆山山頂(15:20〜15:35) →大ヤスリ岩下(16:00)→桃太郎岩(16:40)→富士見平小屋(17:10)→富士見平林道分岐(17:32)→瑞牆山荘駐車場(17:40) 7月31日に富士見平小屋の分岐から金峰山に登ったカラッチ隊! 午前12時45分に下山して昼食を済ませ、その足で瑞牆山にも登りました。 午後を回っていたので少し山頂からの眺望が心配でしたが・・・ カケスはすっかりその気で、歩き始めていますぅ〜(^^;
最初は、カラ松林の中を石畳のヤナギ坂を緩やかに登っていきます。 途中、瑞牆山の鋭い岩壁が見える所がありました。 やがて薄暗い原生林の道となり、小川山への分岐を右に見送り少し歩くと・・・ 天鳥川源頭への急な下りとなりました。 帰りにこの急登を登るのかと思うと憂鬱な感じでしたよ〜(汗)
幅3m程の天鳥川の川原を渡ると、ベンチのある広い場所に出ました。 ここで少し休憩しこれから始まる急登に備え、甘い物を口に入れましたよ! その広場から登山道に目を向けると・・・ 桃太郎岩と呼ばれる、パカッと真っ二つに割れた大きな石がありました。 この石・・・ まさかどんぶらっこと天鳥川を流れてきたのでは無いでしょうね〜(笑)
桃太郎岩と呼ばれる大岩の脇に取り付けられた立派な階段を登り、 右に滝の流れを見ながらの急登が始まりました。
今日は結構水の流れもあるようで、登山道も川のように流れている箇所もありましたよ。 梯子やロープを伝って登る箇所もあり・・・ 崩れた岩や倒木の道をグイグイと登っていきま〜す!
岩を交えた沢登りのような登りになってきました。 中学生の団体が下山してきましたが・・・ 運動靴を履いているので、水に濡れ可哀相でした。 とっても感じ良い学生さん達で、口々に挨拶してくれましたよ!
やがて登りは緩やかになり・・・ 直下の大ヤスリ岩の横を抜け、右側から周り込むように 大ヤスリ岩を見下ろしながら登ると、黒森との分岐の鞍部に到着! ![]() 鞍部から梯子を2つ登ると、あっけなく瑞牆山頂に出ました。 お団子標識で〜す! この時には、こんな青空も広がっていました。 この時間なので、山頂の広い岩にはカラッチ隊だけでしたよ〜 ![]() 瑞牆山山頂 ( On Mouse ) 山頂から眼下に大ヤスリ岩が聳えたって、なかなかの眺めでしたよ! この岩を登るロッククライマーがいるそうですぅ〜(怖) マーガレットちゃんのご主人の「よっちゃん」も、その昔この岩を登っていたそうです。 午後3時半ですから、クライマーの姿はありませんが・・・ お天気の良い日には、この岩に挑戦するクライマーの姿を見ることが出来るようです。 ![]() 午後から登ったのでちょっぴりガスってしまって 富士山こそ望めませんでしたが、金峰山の五丈岩、小川山の露岩帯などが・・・ この目ではっきり確認できました。 この雲がなければ、金峰山の後ろに、富士山が聳えていたことでしょ〜(涙) そうして目を転ずれば、 南アルプスの山々、中央アルプス、御嶽山、八ヶ岳なども見えたでしょうね。 残念で〜〜す! ![]() 下りは、登ってきた道を戻り・・・ 桃太郎岩を見て天鳥川を渡り、急登を登り・・・富士見平小屋まで歩き、 瑞牆山荘までぐんぐん下って行きました。 ![]() 登山道脇で見かけた数少ないお花達
そうそう、瑞牆山に登る途中で下って来られる方が「こんな時間からですか〜」って聞かれたので 「今朝、金峰に登って瑞牆に登ってるんですよ〜」って言うと・・・ 「それはご苦労様! 褒美にこれあげましょう〜」と言って手渡された袋を開けると こんな可愛いご自分で編まれた「ミニぞうり」が出てきましたよ! 見知らぬカラッチに有難う〜〜♪ ![]() 瑞牆山荘まで下山して増富温泉に浸かろうと思ったらお休みでした〜(^^; ほうとう食べようと思ったら、こちらもすでに暖簾下ろしてました〜 (≧ロ≦) アイヤー それで信州蔦木宿道の駅まで戻り、やっと温泉に浸かったのでした。 そうして翌日、ハイジちゃん夫妻とマーガレットちゃん夫妻とランチしましたよ! 2007年夏山旅・奥秩父・南アルプス速報 ![]() |