剱岳 (2998m) 日 時 2004年8月2日(月) 快晴 この空の碧さ・・・素晴らしいでしょ〜 右後方に鹿島槍、五竜岳を従えた剱岳の全容をじっくりご覧下さ〜い!
(コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね) 前泊した剣山荘はトイレも水洗で、しかも熱いお風呂も沸かしてくださりとっても有難い! 今回は8人部屋に6名(夫婦3組)だったが、昨年(9月)泊まった折には同じ部屋でカケスと二人だけだった。 朝食はとらないで、朝3時半起きし4時15分に出発した! 外に出てみると、すでに白み始めてきてヘッドランプは不要だった。 一服剱の辺りで無事の登頂を願って日の出を拝み、前剱に向かう・・・ 一服剱からの前剱は、かなりな高低差があり圧巻だ!! 直径7〜8mの大岩のある辺りから鎖場が始まりゴロゴロのや石や岩をよじ登りる。 「浮石や落石に注意」の立て札もあり、細心の注意を払いながら登っていく。 前剱で一休みし、朝食のお赤飯(レトルトパック)を食べていると、雷鳥の鳴き声が下のほうで聞こえた。 昨年は、ここ前剱で敗退したのだった!! 前剱からほどなくして、右側の平蔵谷にスパッと切れ落ちた「門」と呼ばれるところに出た。
前剣からの下り・・・これがなかなかどうして〜スパッと切れ落ちた岩場を鎖を伝って下りて行く。 どうやらここは、剱岳への最初の洗礼らしい! この場所でも結構、滑落事故が起きているらしいので慎重に下る。 やっと平蔵のコルに着いた。
平蔵のコルには、現在小屋はなくトイレがあるだけだそうだ。 ここから先があの剱岳登山で有名な「カニのタテバイ」が始まる。 垂直に近い約17mの鎖の登りを、自分に「まず三点確保、一歩一歩確実に」って言いき聞かせながら登ると さらに水平に約6mのトラバースが待ち受けていた。
落石に注意しながら登って行くとやっと稜線に出た! ここまで来れば、剱岳の山頂ももう〜間近だ。 左方の早月尾根からの道と合流し、しばらく行くと剱岳山頂の祠が見えてきた!! ヤッタ〜 ピース!(v^-^v) ピース! 遂に念願の剱岳山頂だぁ〜〜〜
剱岳山頂からの眺望 白馬岳、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ケ岳、針ノ木岳、爺ケ岳、槍ケ岳・・・後方に富士山、南アルプス、薬師岳などの山々が オールキャストでお出迎え !! (画像をクリックすると拡大して・・・スクロールします) 剱岳山頂で1時間ほど心ゆくまで眺望を楽しんだ後・・・ さて、いよいよカニのヨコバイが始まります。
まだまだ気を抜くのは早いので、ここから先も慎重に下って行く。 前剱、一服剱と下って10:20に剣山荘に到着! 剣山荘で少し早いが、『牛丼』を食べて、荷物の整理をしてから室堂に向けて下って行く。 途中、剱沢の向こうに白馬岳、五竜岳、鹿島槍が聳えて、とっても良い眺めだった!
こうして、念願の立山縦走、剱岳登頂も無事に終わり 立山駐車場で待っている「始終カラ号」に・・・ この9日後にハイジちゃん夫妻が剱岳に無事登頂され、喜びを分かち合いました。 なんとハイジちゃん達はこの後・・・ 別山 → 立山縦走 → 五色ヶ原 → 薬師岳と歩いちゃったのです! 白旗〜♪◇\(o・Q・o)/◇ 参りました〜! 立山縦走のページ 昨年登った前剱 北アルプスの旅・・・速報 |