天 狗 岩 (370m)


日  時    2003年11月13日(木) 晴れ

秋晴れの一日を近場の「広島県安芸郡坂町の天狗岩
と呉市天応町と安芸郡坂町の天狗城山」に登った。
自宅を出る時(AM6:00)には雨がポツポツ降り出したが、日頃の行いの良い(笑)我々・・・
西に向かって行くと、すっかり雨も上がり晴天になったきた。


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JR 小屋浦駅から右に進み天地川の川沿いの道を歩き、左岸に渡ると堰堤がある。
絵下山(えげさん)登山口の標識を右上に見ながら直進し、小さなコンクリートの橋を渡ると登りとなる。
しばらく行くと道は三つに分かれるが、足元に「みぎひだり山なかわかさ行」と彫られた
1914年(大正3年)に建立の古い標石柱がある。
当時は人口の少ない一寒村だった為、坂を越えて通学する児童の道標だったそうだ。
こんな山道を通って、学校に通っていたのであろうか〜 寂しかったことであろう〜
標識に従って中の道を進み、踏み後とテーピングに従って進むと天地峠に着いた。


右の坂を行くと絵下山 (9:03) 「みぎひだり山なかわかさ行」の石柱 日差しが心地よい鞍部 (10:18)


天地峠の標識・・・直進すれば坂、右は絵下山、左が天狗岩コースとなっている。
テープと踏み後を辿って登り、小ピークと鞍部を越えたら
「せんこう分かれ」の三叉路に出る。
ここからは整備された遊歩道で左折すると一息で、
奇岩のそびえる天狗岩頂上(11:05)だった。


天狗岩と O さん いち早く天狗岩に登った M ちゃん 岩 ヾ(^^;; だいじょうV ?


ここからは、広島湾や海田湾一帯が見え、なかなかの眺望だ!
この景色を撮そうと、前に一歩踏み出したシジュウカラは・・・
な、なんと崖を滑り落ちそうになったのであった。
木の枝をつかみ、I さんに引っ張り上げて貰いなんとか無事だった!!
でも持っていたカメラも落とさず、みんなで大笑い〜♪
下山して、呉ポートピア跡地で昼食を食べ(12:30〜13:20)、
午後から天狗城山に登る。


広島湾と広島市街 下山途中振り返って見た天狗岩 (11:10)


天 狗 城 山 (293.4m)



山名からも想像出来るように「天狗城」があったそうだ。
天狗城は、矢野・保木城の野間氏(1445〜1554年)の見張りの砦であったという。


JR 呉線の呉ポートピア駅前から見上げると大きな岩が樹林からはみ出し
今にも岩が、落ちてきそうな山が聳えている。
呉ポートピア駅から国道31号線の歩道を通り呉方向に進み、
浜崎踏切を渡り工場の側を通って、ガードをくぐり抜け・・・
直ぐに左に鉄の階段とコンクリートの階段を登って行く。
階段を上り詰めると樹林の山道となり、尾根に出る。



呉ポートピア駅と天狗城山(13:25) コンクリートの長い階段を登って
(13;50)
急な登りが始まった


急な登りとなり、岩尾根となったら・・・樹林に大岩が次々現れる。
変化に富んだコースでなかなか面白い!!
突然目の前に人の顔かと見まがうばかりの大きな岩が現れた。
眼下には天応の町並みや呉湾が広がって、見事な景色だ。



天狗の顔?・・・人の顔?
(14:04)
眼下に天応の町が見える 岩と海が調和して・・・
頂上に蛙岩が見えてきた 後もう少しで蛙岩(14:20) 暑くて半袖のカケス


眺望も良く、楽しみながら登って行ってると・・・後ろから若い男性が登って来る。
何でも、この天狗城山を取材にきたそうだ!!
月刊くれえぱん編集室の K さんと言う方だった。
「是非、記事に載せたいので取材させて欲しい」との申し出に快くこたえ、
なんと、、、蛙岩の上で取材を受け、写真まで写して頂く。


蛙岩の上で取材を受ける
(14:30〜:55)
(オレンジ色を着ている人が取材者)
先日ロッククライミングした
天応烏帽子岩山
下りも、登ったコースを下りる
(15:08)


蛙岩で取材を終えると、月刊くれえぱん編集室の K さんは下りて行った。
我々は、また少し山道を登り天狗城山山頂へ・・・
山頂は平らで山城の跡と見られるが、樹林で展望はきかなかった。
登ってきた道を慎重に下山(15:45)





蛙岩から眺めた呉ポートピアランド跡(手前)と観音崎・安芸小富士


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