立 山 縦 走

(一ノ越→雄山→大汝山→富士ノ折立→真砂岳→別山)
(2705m) (2991.6m) (3015m) (2999m) (2861m) (2874m)

日  時    2004年8月1(日)  晴



鹿島槍・五竜岳とイワギキョウ

   7/27 日に燕岳に登った我々は、今回の一番の目的である剱岳に登るべく
栃尾温泉でゆっくり疲れを癒して立山に移動する予定であった。
しかし、上宝村道の駅で天気図を調べるとお天気がいまいちパッとしない。 
降水確率30%、雷の発生する可能性もあると報じている。
お天気が安定するのは 8/1 以降のようだ!
カケスと相談の上、 8/1(日)に立山縦走し、2日に剱岳登頂の予定とする。

前日の7月31日に立山駅駐車場に移動すると、駐車場は殆ど満杯状態であった。
何とかお陰で木陰に車を置くことができました。
明日の始発のケーブルカーの切符を買う為に、カケスは、午後4時半に立山駅に並んだ。
 見事、始発の6時の切符が買えた。(v^-^v)


登り コースタイム 下り
6:00 立山駅(ケーブル)
7:00 室堂着
7:20 室堂出発
8:15 一ノ越
9:15〜9:30 雄山(朝食)
9:30〜9:45 拝登
10:00 大汝山
11:20 真砂岳
12:15 別山
12:15〜13:00 昼食
13:30 剱御前小屋前
14:30 剣山荘(泊)
(コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)

   立山の駐車場で目覚めたカケス&カラッチは、準備万端整えて・・・立山黒部アルペンルートへ・・・
立山駅で今日のお天気は、「室堂で快晴」とのこと!
ピース!(v^-^v) ピース!
一番のケーブルカーに乗り込んで美女平に・・・
美女平から室堂に行くバスでも前の方に座れて、心はすでに立山に〜
室堂ターミナルを出て延命水で喉を潤し、水筒の水を満たしていざ出発!!

さていよいよ立山縦走! 一ノ越で槍をバックに・・・ 雄山に向かって・・・平坦に見えるけど急傾斜
雄山に登る途中・大日岳(向かって右) 雄山神社から大汝山への道 神主さんもポーズとってるよ!
雄山神社で剱岳をバックに・・・ トウヤクリンドウに初めて出合ったよ! 大汝山より高いよ〜

   室堂から整備された歩道を立山自然保護センターの方に進み、一ノ越へ・・・
右に室堂山・浄土山、左に室堂山荘とあり、真っ直ぐに進む。
だんだん登りがきつくなり雪渓も横断し、さらにジグザグに登っていく。

やっと広い稜線上の鞍部、一ノ越に着いた。
一ノ越からは、後立山、槍ケ岳、穂高連峰などの展望が素晴らしい!!
一ノ越から雄山への登りは、いきなりの急登だ!
大小の岩が混在したザレた斜面で、非常に登りにくい。
一ノ越から五ノ越まであり、四ノ越まで登ると社務所が見えて来た。
登る途中から眼下に室堂平と、奥に大日岳が聳えていた!
最後の急登を登りきると、雄山神社社務所に着いた。

社務所の前の展望のきくベンチで遅い朝食タイム!
そうして鳥居をくぐって、峰本社に一人500円払い「明日の無事登頂を願って」お参りをする。
あの狭い峰本社で、カラッチ達と一緒にお払い受けた人は14名だったよ〜
カケスが単純に計算しました〜 15分位の間になんと7000円の売り上げ〜
一日、いくら儲かってるのかな?? 
こんな計算してるとお陰がないよね〜ん!(笑)


雄山から大汝山・真砂岳・別山への縦走路を行く 左奥に大日岳!

   雄山から岩峰を巻くようにザレた道を少し下って行き、
大岩の積み重なった辺りで大汝休憩所に出たが、そのまま通過し・・・
立山の最高峰・大汝山(3015m)の岩峰のテッペンに立った!!
周りの男性が「オォー!」って声を出したので「これからここで逆立ちしま〜す」って言っちゃった!
そうしたら拍手が沸いたので、「逆立ちしたら一万円くれますか〜」って聞いたら
「その一万円で今夜の宿代にするのでしょ〜 せこいヤツだ!」だって〜
カケスが恥ずかしそうに笑ってるよ〜
大汝山のピークから眼下に黒四ダムが見えましたよ〜(*^^ゞ 

大汝山(向かって右)と左奥に別山・剱岳 先日登った五竜岳や鹿島槍を見ながら稜線漫歩!
別山に向かって剱岳を見ながら真砂岳を行く 真砂岳から別山に・・・

   そうしてしばらく歩くと「富士の折立」の肩に出た。
ここから真砂岳へは250mの大下りとなる。
真砂岳はなだらかな山で雷鳥沢にエスケープできる巻き道もあり、そちらに下る人も結構いた!
右下に内蔵助カールがとても綺麗だった。
真砂岳から下り、鞍部から少しで左に巻き道を分け別山に・・・
別山には日本第3位の高山湖の「硯ガ池」があり、剱岳の真正面に聳えていた!!
ここでゆっくり剱岳を眺めながら、昼食タイムをとった。

大汝山をバックに・・・ 別山のテッペン! 何とかの高上がり〜(笑)

別山から見た剱岳は・・・まるで
「登れるものなら登ってみろ〜」とでも言いたげに威風堂々とした姿で構えていた!
明日、本当にあの頂に立てるのであろうか〜



二日目・・・剱岳登頂レポ  

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