樽 前 山 (1041m)

2005年6月30日 (木)   



樽前山は、支笏カルデラの南東壁に生じた火山で・・・
山頂部に直径南北1.2q、東西1.5qの外輪山があり、その中に低い中央火口丘がある。
その火口を埋める形で1909年に溶岩ドームが生じ、今も噴気・地熱があるそうです。
有史時代の噴火は全て・・・山頂一帯で起こっているとか・・・

樽前山の名前の由来は・・・アイヌ語で「タロイ・マイ」で・・・川岸の高いところと言う意味らしい!

樽前山火山活動の記録  気象庁HPより

風不死岳・西山方面の登山道から登る 支笏湖を眺めながら・・・ イソツツジ


6月30日11時、仙台から苫小牧に上陸したカラッチ隊は・・・
札幌のO邸を訪ねる前に、樽前山に登る為、
苫小牧から道道36号線、樽前錦岡線を通り、途中のコンビニで昼食のお弁当とお茶を買い
樽前山7合目まで車で入りました。
フェリーの中で登山の準備しておけば良かったのに・・・
樽前山7合目の駐車場に着いてから支度をした為、登山は13時前になっちゃいました。
広い駐車場には登山者の車で一杯だったが、管理人の方が「こちらへ・・・」って
なんとか置かせて頂けました。
カラッチ達は、駐車場の所にある西山経由で登らないで・・・
少し下に下った風不死岳・東山方面から登ることにしました。

コースタイム  樽前山7合目登山口(12:55)→樽前山山頂(1500〜15:20)→登山口15:55)
※ コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね




最初はこんな緩やかな登山道を支笏湖やイソツツジを眺めながら
ゆったりと登って行きます。
午後からの登山は、こんな登りでもお天気も良くて結構汗が噴き出します。
でも時折涼しい風が頬をなで心地良かった!


独特な美しい山容の樽前山と・・・イワブクロ (別名タルマイソウとも言う)



外輪山にとりつき東山に向かう途中・・・
振り返ると後ろに、風不死岳(ふっぷしだけ)と薄っすらと小さく綺麗な羊蹄山が見えました。
羊蹄山はこちらでは蝦夷富士と呼ばれるように、とても姿がいい山です。
この辺りまで登山道の脇には、イソツツジやイワブクロの花が咲き楽しませてくれました。
樽前山が前方に見える辺りで、昼食タイムにしました。
あぁ〜お腹空いたぁ〜〜〜
遅い昼食を済ませて頂上(西山)を目指すと・・・溶岩ドームが見えてきました。

樽前山の溶岩ドーム
1909年の噴火で、山頂には世界的にも珍しい溶岩ドームができた!

この辺りまで来ると結構な登りになった カケスの先・・・もう一つ先が樽前山・西山山頂だ


樽前山は、活火山なので背の高い樹木もなく、溶岩や火山灰が固まった登山道で
なんだか険しい高山を歩いているようでした。

快適に・・・火山灰土や細かな軽石を敷き詰めたような登山道を登って行く。
カラッチが写真に夢中になってる間に、カケスはどんどん山頂目指してま〜す!

噴煙を上げる溶岩ドーム もう直ぐ頂上だよ!


山頂からは何も隔たるものはなく360度の大展望で・・・
恵庭岳、風不死岳など眺めも抜群です (@^∇^@) わぁーい
標高1000m少しでこの眺望・・・北海道最初の山に登って・・・
何だか北海道の山のスケールの大きさを実感しました〜

樽前山山頂
カケス&カラッチの間に・・・羊蹄山が見えま〜す

広大な勇払原野へ延びる裾野や
支笏湖を眺めながら快適に下山する・・・カラッチ!


こうしてカケス&カラッチは、樽前山下山後・・・札幌のO邸へ
Oさん御夫妻は、カラッチ隊のためにアパートの一室を開けて待っていて下さったのです!
そうして夜・・・ジンギスカンで歓迎して下さいました〜♪


O邸の菜園でジンギスカンのアスパラを採る
・・・にわか農家のオバサン (カラッチ 笑)

東北・北海道の山旅・・・北海道編に戻る


inserted by FC2 system