スイスアルプストレッキング
1日目 〜 3日目
7月5日(土)関空出発 〜 7月7日(月) アイガー・メンヒ・ユングフラウ・シルトホルン展望台
ルックJTBのツアーでは70日前までに予約すると 10.000円 引きであったが、
カラッチ隊はキャンセル待ちで申し込みしたので、その恩恵には預かれなかった。
しかし、はやる気持ちを抑えながらの準備は楽しいものでした。
そうしていよいよ当日を迎え・・・
自宅を午後2時に出発し、一路関空まで車を走らせました。
関空を利用するのは初めてでしたが、ネットで申し込みをすると何日車を止めても
駐車料金が5000円のパシフィック・パーキング関空の方に車を預ける。
まずは関空第1ターミナル2Fのすし処「ほんまもん」で、しばらく食べれないにぎり寿司を食べて
外貨両替ショップにてスイスCHFに両替を済ませる。
そうして集合場所となっている、第1ターミナルビル4Fの国際線出発フロアの中央団体仮設カウンターに向かう!
何と驚いたことに、7/5の同じ便にルックJTBの他に、ルック旅物語や阪急交通社のツアーも一緒で
4Fの国際線出発フロアには、日本人のツアー客で溢れてましたよ!
ルックJTBカウンターでは、3日前に自宅に電話を下さった添乗員の佐々木さんが待っておられた。
すでに金沢からの6名の方が説明を受けていらっしゃいました。
その次に丹波からのご夫婦、その次がカラッチ隊でした。
添乗員の佐々木さんからグループ毎に説明を受け、搭乗券を受け取る。
パスポート・Eチケットの控え・搭乗券を提示し、荷物を預け、ボディチェックなど出国審査後、搭乗!!
カラッチ達が乗るカタール航空機・・・下は関空連絡橋 | 関空第1ターミナル・国際線出発フロア | カタール航空・機内食 |
予定表では23:05出発でしたが、15分早くなって22:50、いよいよ関空を出航で〜す!
カタール航空の機内・・・エコノミークラスなので座席が狭く窮屈ですぅ〜(^^;
おそらく定員いっぱいの400名が搭乗していたと思います。
機内では早速、アメニティが配られ、中にはアイマスク・耳栓・靴下が入っていました。
おそらく乗る機会は無いと思うけど(笑)ビジネスクラスのアメニティは、
何でもFerragamoのポーチにハンドクリームとリップクリームとコロン入ってるそうですよ!
と言う訳で、座席もドリンクも食事内容も格段の差があるようです。
私達にも機内食が運ばれてきましたが、ご覧のような物でした。
何故だか「福もち」が・・・
機内では日本語のTVを見たりうつらうつら眠ったりしている内に、7/6午前3時20分にドーハ国際空港に到着!
2014年5月27日から総ての民間航空便が ドーハの新空港としてハマド国際空港に移転したようです。
道理で綺麗な空港って思いましたよ!
しかしここからが長かった〜(;_:)
何でもチューリッヒまでの乗り継ぎ便がトラブル(故障?)とかで、4時間遅れの出発となったのでした。
順調にいっても乗り継ぎまでに5時間待たなければならないので、合計9時間待つことに・・・
飛行機の遅れで、何やら配られたと思ったらクッキーの詰め合わせでした。
関空を出発前にお寿司をお腹一杯食べてきたし、機内食も頂いたので余りお腹は空きません。
日本からは、「スイス インターナショナル エアラインズ」から
成田=チューリヒ間を約12時間で結ぶ直行便も出ているそうですよ!
ドーハ国際空港では殆どの方がアラブ人で、言葉も何も通じましぇ〜ん!
キャノンの売り場等で日本人らしき人を見かけて声をかけるも、フィリピン人だったりで日本語を話せる人はいません。
仕方ないので、広いリクライニングのようになった椅子のある部屋でしばらく眠ることにしました。
ドーハ国際空港ではネットも出来ると、添乗員さんに聞いていたので
PCを開こうとしてもMacで、しかも言語が英語とアラビア語で全くもって使えません!
ネットに接続出来ればネット仲間のページにお邪魔出来ると喜んでいたのに〜
ごった返すドーハ国際空港 | 美しいアラブ系の方がPCに・・・ | スイス(チューリッヒ)に向けて搭乗続き |
さてやっと 12:30 にドーハ国際空港のを飛び立ち、 18:20 にチュ−リッヒ空港に到着です。
そうそ、この時も機内食が出ましたよ!
チューリッヒ空港からは遠くに雪を抱いた山並みが見え、心が躍りました〜
佐々木添乗員さんから、「今夜はホテルでの夕食の予定でしたが時間が遅くなったので、明日の夕食(自由食の予定でした)に
振り替えてもらったので、今夜の夕食はチューリッヒの空港を出てバスが待っている前にスーパーがあるので
各自で好きなものを買って、ホテルで食べて下さい」とのこと・・・
初めてスイスのスーパーでCHFで買い物で〜す!
ハムや野菜サラダ、バナナ、パン、飲物などを購入しましたが、レジでスイスCHFを何枚か見せると・・・
店員さんがおどけた表情で、何だかその大きな紙幣はいらないと言う感じでお釣りをくれました。
それにしてもスイスは物価が高いと聞いていたけど、日本の約3倍位はします。
スイスは何もかも輸入に頼っているので、お野菜やフルーツも高いです!
マックのバーガー1ケが1000円以上もするのです。
買い物を終えて、バスに乗り込むと運転手さんが笑顔で迎えてくれました。
「ダンケ シェーン!」とご挨拶です。
大きな山や、流れ落ちる滝に感動! | 雄大な山の麓に広がる村・・・ |
チューリッヒからラウターブルネンまでバスで2時間半の移動です。
ラウターブルネンは氷河がつくる地形の代表的なU字谷で、
崖の上から流れ落ちる70以上の滝や小川があることから
ラウター(音が大きい)ブルンネン(泉)と名付けられたそうですよ!
バスの車窓からも雄大な景色が広がり胸がワクワクしてきます。
だけどちょっぴり雲が広がってきているのが気になりますぅ〜
ラウターブルネンから列車でミューレンに・・・
ミューレンの宿に着いたのは、 21:30 でしたよ!
ミューレンは車両進入禁止の村なのでミューレンの駅から徒歩です。
崖の上にある標高1645mのミューレンは、谷の下までの標高差は約750mあります。
街にはホテルもスーパーもあり、他の街と何も変わらないのですが・・・
では物資の輸送はどうやって行なってるのでしょうか?
実は人用のロープウェイの下に荷物用のゴンドラがぶら下がっていて
ここに荷物を載せ、人と共に崖の上に運ぶのだそうです。
私達のスーツケースなど大きな荷物は、電気自動車でホテルに届けて下さってます。
スイス最初のホテルは、ミューレンの「ホテル・エーデルワイス」に今夜と明日の2連泊で〜す!
ミューレンは海抜1645mの、ラウターブルンネン谷の絶壁の上にある人口450人のとても小さな村で
外部から車で入ることはできません。
もともとは貧しい農村でしたが、20世紀はじめから冬のスキー客、夏のハイカーなどで観光客が沢山訪れるようになり、
現在では観光業によって豊かな村に変身しているのだそうです。
村の人口450人に対して、宿泊施設の収容人員は2000人なんだとか・・・
凄いことだよね、さすが観光立国スイス!!
ミューレンには、お花を飾ったこんな素敵な家がいっぱい! |
ホテル・エーデルワイス | 上・・・部屋 下・・・レストラン | ホテル・エーデルワイスの朝食・・・生野菜が欲しかった! |
シュタウプバッハの滝 |
7/7 (月) |
ホテル ・・・・・・ ロープウェイ乗場(1630m) シルトホルン展望台(2971m) アルメントフーベル1912m) ・・・・・・ ノースフェイストレイル・ハイキング ・・・・・・ ミューレン ・・・・・・ ホテル |
いよいよアイガー・メンヒ・ユングフラウ三山を眺める為に
ミューレンの街並みを眺めながら10分程歩き、シルトホルン行きのロープウエイ乗り場に行きます。
シルトホルン展望台(2971m)まで一気に上りま〜す!
ベルナーオーバーラントを代表する三山・・・
アイガー(3975m)、メンヒ(4107m)、ユングフラウ(4158m)・・・こんな(↓)三山を見たいものです!
ユングフラウとは、ドイツ語で直訳すると ・・・ "乙女" (Jung = 若い Frau = 女性)だそうです。
その名の通り美しい山 ・・・ ユングフラウ!!
アイガー・メンヒ・ユングフラウ三山のパノラマ図は・・・こちら
ロープウェイの中からも雄大な景色が広がっていました。
こんな高い所までロープウェイで上がれるなんて、スイス人はものすごい事を考えつき実現しました。
100年程前に重機が余り進んでない時代に、
先を見越して工事に着工したスイスの人達の英知って素晴らしいですね!
時計以外の産業のない国で、これだけ多くの観光客を迎え入れることが出来るのも
こうした先人達の努力の賜物なのです。
ケーブルカーや登山鉄道、ロープウェイ、ゴンドラなどで一瞬のうちに運び、
人々を感動の渦に巻き込む・・・なんて素敵なことなのでしょう〜
ラウターブルンネンのU字谷の右の崖上800mにある、人口わずか450人の小さな村がミューレンなのです。
緑の中に点在する民家が、いっそう美しい景色を醸し出していました。
こんな村に住んでみた〜い! | だけど、急峻な道を登るのは大変・・・ |
最初着いた時はガスで真っ白だったが・・・ |
丁度ユングフラウに雲がかかってしまったが・・・向って左よりアイガー・メンヒ・ユングフラウ三山 |
ユングフラウ ・・・"乙女" (Jung = 若い Frau = 女性)をバックに | ポーズの割には良い写真が無いのですぅ〜 |
惜しい・・・ユングフラウの右半分も写したはずだが、画像が見当たらないですぅ〜 |
タウベンクロプラ・ライムクラウト (マンテマ属) |
ショイフシェル・グロッケンブルーメ (ホタルブクロ属) |
アルケミラ・コンユンタク (ハゴロモグサ属) |
ツヴェルク・マンスシルト(トチナイソウ属) |
ローテ・リヒトネルケ(シレネ属) | エーデルワイス(ウスユキソウ属) | ガマンダー・エーレンプライス (クワガタソウ属) |
アウフレヒテス・ホルンクラウト (ミミナグサ属) |
標識はしっかりしています | こんな小さな川も渡り・・・ |
シュランゲン・クネートリヒ (イブキトラノオ属) |
クライナー・クラッパートプフ (オクエゾガラガラ属) |
メンリッヒェ・クナーベンクラウト (ハクサンチドリ属) |
ベルティーゲ・グロッケンブルーメ (ツリガネニンジン属) |
タウベンクロプラ・ライムクラウト (マンテマ属) |
ガマンダー・エーレンプライス (クワガタソウ属) |
アルペン・ムッターヴルツ (マルバトウキ属) |
エーリゲ・ラプンチェル (?) |
ローテ・リヒトネルケ(シレネ属) | ペアティゲ・グロッケンブルーメ (ホタルブクロ属) |