祖 母 山 (1756.4m)


日  時    2004年6月2日(火)  晴れ

 6月1日阿蘇山に登ったカケスとシジュウカラは、翌日お天気良さそうなので 
祖母山に登る為に尾平の祖母山麓青少年旅行村にと向かう予定であった。
しかしカラッチが以前、黒金山尾根コースから一度登っているのと
昨日に続いての登山なので、ショートコースの北谷登山口から登ることに急遽決定!
阿蘇簡保の宿で汗を流し・・・


北谷登山口

国道325号線の河内から竹田に向かう県道8号線に入る。
長い上り坂が続き、五ヶ所トンネルを抜け五ヶ所小学校を右折し
7キロ程東進すると舗装道が終わり、長く細い林道を上り詰めると北谷登山口に着いた。
この林道は九州自然歩道となっているらしいが、やっと車一台通れるほどの細く暗い林道だった!
登山口にはトイレや水場も整備されていて車も7〜8台は置けるスペースあり。
我々が着いた時、新潟から来たと言われるご夫妻がテントを張っていらっしゃった。
こんな薄暗い所で二人だけでなくて良かったね!!
カケス&カラッチは、エスカルゴ号で就寝・・・翌朝6時に北谷登山口を出発した。

登り コースタイム 下り
6:00 北谷登山口
7:00 上津留分岐
7:20 三県境(大分・熊本・宮崎)通過
8:35 祖母山山頂 9:00
三県境通過 9:50
北谷登山口 10:45
(コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)

北谷登山口 熊注意の看板! 3合目の標識
千間平 三県境(大分・熊本・宮崎) 国見峠より祖母山を望む

登山道に入ると杉と桧の中の平坦な道が続き、1合目の標識がある辺りからだんだん傾斜が増してくる。
2合目には水場もあり、3合目あたりから視界が開け、正面に赤川浦岳、後方に障子岳や黒岳の稜線も見える。
やがて平坦地となり千間平と呼ばれる広々とした地点に出た。
しばらく進むと大分・熊本・宮崎の三県境に到達した。
7合目を過ぎ、国見峠に着くと広い空間の向こうに祖母山山頂が見える
冬期に雪が積もった時、広場一面に霧氷が輝くそうだ!!
傾斜が増して道がえぐられ、ゴロゴロした石が歩きにくい登りとなった。

だんだん傾斜もきつくなり・・・ 遠くに九重連峰が見える 9合目・・・頂上も目の前だ!

祖母山9合目の標識の先の分岐を左に行くと9合目小屋(あけぼの山荘)に至る。
この辺りにはオオヤマレンゲが群生するそうだ!
分岐から真っ直ぐに進んで行くと10分程で祖母山山頂に到着。


祖母山頂上

山頂には石祠も祭ってある 九重連峰・由布岳をバックに・・・

頂上からの展望は素晴らしい!!
天狗岩から障子岳にかけて荒々しい岩が続き、東になだらかな古祖母山・本谷山と連なり
その向こうには傾山が大きな山容を見せている。
北方を見れば、九重連山、阿蘇山魂、そうして双耳峰の由布岳、鶴見岳と
その姿を見せている。
だが余りにもあっけなく登ってしまったので、カケスにやはり黒金尾根コースから登って
川上渓谷の美しさや、本来の祖母山登山を楽しんで貰いたかったと少々後悔した。


向かって左より九重連峰・・・右に由布岳・鶴見岳

竹田市の泉水湧水 こんこんと湧き出していた!

祖母山から竹田市の花水月温泉に戻る途中、泉水湧水で美味しい天然の湧水を汲み
花水月温泉で汗を流し、備え付けのPCでネット仲間に近況報告する。
そうして原尻の滝道の駅に・・・

原尻の滝・道の駅 原尻の滝 原尻の滝道の駅での日の出

ここ原尻の滝の道の駅は、カケスもカラッチも奥飛騨の栃尾温泉についで
「始終カラ」するに最適な場所だと思った!
朝起きてこの静かな芝生の中で、花菖蒲を見ながら食事するって最高でしたよ〜


2002年10月 尾平登山口より黒金山尾根・・・祖母山登山レポ


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