白馬岳(2932m)→五龍岳(2814m)縦走


日  時    2004年7月22日(木)→24日(土)  

おおまかなコースタイム
日時 行程 タイム 天候
7月22日(木) 猿倉→白馬尻→雪渓通過→村営頂上宿舎→白馬岳 5:20→6:15→8:45→10:35→12:00 快晴
白馬岳→白馬鑓ガ岳→天狗山荘(泊) 12:30→15:20→16:15
7月23日(金) 天狗山荘不帰ノ瞼→唐松岳→五竜山荘 6:00→7:10→11:00→15:00 快晴
7月24日(土) 五龍岳山荘→五竜岳 5:30→6:30 快晴
五龍岳→白岳→大遠見(尾根)→テレキャビン 7:00→8:30→10:20→13:00
(コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)




7月16日に自宅を出発し、北アルプスの山旅に出掛けたカケス&カラッチは、
福井県小浜市の瓜割の滝の駐車場の「始終カラ号」で寝て、一路小谷道の駅へ・・・
しかし今年はすでに梅雨明け宣言もしたって言うのに、17日は雨おまけに雷まで鳴ってるよ〜
白馬岳に登るため白馬八方の無料駐車場まで来たものの、
ここではお天気の様子が分からないので18日小谷道の駅に移動する!
結局21日までお天気待ちすることになるなんて〜〜
でもそのお陰で、マーガリっちん夫妻に逢うことができました。


一 日 目
猿倉→白馬尻→雪渓通過→村営頂上宿舎→白馬岳→白馬鑓ガ岳→天狗山荘(泊)

そうして22日頃からお天気が安定しそうとの予報で、21日に猿倉の駐車場に向けて出発!
が、しかし猿倉が近づくにしたがって雨足が強くなり・・・
猿倉に着いた頃は、大雨だった〜(;~β~)ノ
それが夜中・・・
「始終カラ号」から空を見上げると、夜空に星が煌いていた。

ハイジちゃんからもお天気確認して、電話でゴーサイン貰ったよ!

「始終カラ号」はここ猿倉に置いて登り、代行業者に五竜のテレキャビンまで回して頂くことになっている。
回行手数料4500円は安いよね!


白馬尻に向かう 落石に注意しながら・・・ づっと先に行列は続いてる
頑張ってるね、カケス君! 杓子岳、白馬鑓ガ岳も近くなった 雪渓が切れた辺りからガスが沸いてきた

翌朝、昨日のお天気はウソのように快晴となった!
猿倉山荘の横からブナの樹林帯を抜け林道にでる。
長走沢を横切り、正面に小蓮華山の稜線を見ながら歩いて行く。
林道終点から登山道となり、白馬尻まで緩やかな傾斜を登ると・・・
「おつかれさん、白馬尻」の看板と共にキヌガサソウが出迎えてくれる。
白馬尻小屋の前のテラスで大休憩して、いよいよ雪渓にとりつく!

思えば一昨年、猿倉からここ大雪渓の三分の一位までアイゼンをつけずに登ったが
途中で敗退しているのです。
そうして昨年は、さくらっちんと一緒に登ろうと計画するも
遅い梅雨明けのため計画倒れとなり、今回で三度目の挑戦となった。

w(゜_゜)w オォー 空を見上げれば、何処までも紺碧の青空が続いている。
念願の白馬大雪渓を、楽しみながら登って行く!
正面に杓子岳の岩峰が見えてきたぞ〜
葱平の尾根に取り付き、露岩の斜面が見える小雪渓で大休憩!
近くで休んでいた男性5〜6人の中に、一人賑やか方がいて
突然大声で歌を歌いだしたのだ!
カラッチもそれに合わせて、体をゆすってダンスしちゃったよ〜
そうしたらその方、わざわざ握手求めてこられ意気投合!! キャハッ!


イワギキョウ クルマユリ
ハクサンフウロウ ウルップソウ

小雪渓からは、お花が素晴らしいと、とんこさんからも聞いていた。
しかし、今年は花の種類が少ないようだ。
それでも大雪渓を登って疲れた体を、可憐なお花達が癒してくれる。

村営頂上宿舎が近くなる頃には、目の上に杓子岳、白馬鑓ガ岳が聳えていた。
長い急登が終わる頃、やっと村営頂上宿舎に到着!
稜線に出たら、槍、剱、立山連峰が素晴らしい!!


杓子岳、白馬鑓ガ岳と白馬頂上宿舎 槍をバックに・・・

白馬山荘は山頂直下にあり、なんと大きな建物で驚いた。
ここでゆっくりケーキセットを食べるのを楽しみに登ってきたが・・・
取り敢えずそのまま、白馬山頂まで登ることにした。

ところが・・・白馬山頂で丁度12:00だったので昼食を食べることになった。
そうして、カケスが「これから天狗山荘まで歩けるか?」って聞いたので
「天狗山荘まで何時間だっけ?」って聞いたら「標準タイムで2時間半」だと言う。
「うん、歩けそう〜」って言ってしまったよ〜
と言うことで・・・お楽しみの白馬山荘でのケーキセットも却下!!
llllll(- _ -;)llllllガーン


白馬山頂 白馬岳 白馬岳の東側はスッパと切れ落ちている
憧れの雪倉、朝日岳方面 残念ながらガスが沸いてきちゃったよ〜 白馬山荘と槍ケ岳(右奥後方)

(~o~) エッ 憧れの白馬岳山荘にも村営頂上宿舎にも泊まらないの〜〜
まぁ〜しゃ〜ないか〜 天狗山荘と村営頂上宿舎はお互い村営だと言うし・・・って
妙な納得をするカラッチであった!
しかし、ハイジちゃんから頂いた白馬山荘の割引券(一人につき500円)が使えないじゃ〜ん!
これは大変ってことで五竜山荘でも使えるか、白馬山荘で確認したところOKでした!
良かった〜 ハイジちゃん有難う〜〜♪


杓子岳→白馬鑓ガ岳への稜線 杓子岳が聳えているよ!
杓子岳はトラバースしちゃったよ! えへへ (*~ρ~*) 杓子岳から、いよいよ白馬鑓ヶ岳への急登 手前は小鑓 

こうしてカケス&カラッチの白馬大雪渓→白馬山頂→杓子岳→白馬鑓ガ岳→天狗山荘への
あの・・・不帰ノ瞼を通過・・・するという縦走の序曲が始まったのでした〜

丸山までは緩やかな稜線歩きを楽しみながら歩いた。
ウルップソウを眺めながら杓子岳との鞍部まで下って登り返す。
が、しかし・・・目の前に杓子岳が聳えているよ〜(T ^ T)
杓子岳は、明日の行程も考えて山頂まで登らないでトラバースすることに決定!
ガスも沸いてきたことだしさ〜 ふぅ〜良かったぁ〜〜

杓子岳の山腹まで登り返し巻き道をトラバースして
今度は、白馬鑓ガ岳を頑張って登る。
白馬鑓ガ岳は白い岩礫の山頂で、鹿島槍方面が一望のはずだったけど
残念ながらここでもガスで展望がいまいちだったよ〜


鑓温泉分岐で・・・ 白い岩礫の白馬鑓ガ岳を振り返って やっと天狗山荘が見てきた〜

白馬鑓ガ岳から天狗山荘までが結構長かったよ〜
小さな雪渓の向こうに天狗山荘を見つけた時は、本当に嬉しかった!

白馬から2時間半って言ってましたが、実際には3時間半もかかってしまいました。
今夜の宿、天狗山荘は夏休みに入ったこともあって結構混雑していた。
それでも我々は、14名部屋に夫婦3組+男性1名だった!
しかしこの部屋に本当に14名寝れるのかな??
同宿の方とお話が盛り上がって、楽しいひとときを過ごすことができました。
明日の好天を祈って・・・

そうそう天狗山荘には携帯電話の充電器があって、大体どこのメーカーでも
100円で20分間充電できました。 便利な世の中になったね!


二日目・・・天狗山荘→不帰ノ瞼→唐松岳→五竜岳


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