山口県白瀧山(458.6m)大師山(だいしやま) (471.5m)

2008年4月13日 (日)   

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我がワンゲル会の今年度初の山歩きで、山口県の白瀧山から大師山を歩きしました。
尾道ICから大竹ICまで山陽自動車道を走り、
国道186号線を弥栄(やさか)ダムに向かって走ると、
目の前に大きな橋が見えてきました。
この橋を渡ると直ぐ左手に弥栄ダムの畔に桜が咲き、素晴らしい景色が広がっていました。





弥栄大橋から美和町根岸・岩根(がんね)地区と言う、長閑な山里が登山口でしたよ!
この白瀧山・大師山は、我がワンゲルのHさんお勧めの山で
何でも登って行くごとに色んな楽しみが待っていて、スリリングな山歩きも楽しめる
と言うことで・・・o(^O^*=*^O^)oワクワク
登山口の岩根地区集会所には、トイレと駐車場も整備されていました。
集会場の横には河内大明神の祠があり、
本日の登山の安全を祈願し、Hさんをリーダに歩き始めました。



コースタイム (※ ゆっくり歩きました コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)
岩根登山口(9:15)→尾根分岐(9:40)→五頭岩(10:00)→白瀧山々頂(10:14)→雨乞岩(10:37・写真撮影)
→白瀧城址(11:00)→大師山々頂(11:38)→下山・岩場ロープ(11:56)→大師堂(12:21)→下山(12:28)

岩根集会所前からの・・・白瀧山 岩根集会所前からの・・・大師山


丁度バスが着いた岩根集会所前に、
大きな一本桜が、見事な花を咲かせて待っていてくれました〜σ(^0^)






白瀧山々頂まで1.9kmの案内板に従い、民家の前の細い道を歩くと直ぐに
山道となり岩根(がんね)地区特産の栗林を守る為の柵の鍵を外して、登山道を歩きます。
鍵は最後の人が閉めて下さいと言うことで、しっかり閉めましたよ。
登山道脇には、シュンラン、ショウジョバカマ、スミレなどの花が咲いています。



シュンラン ショウジョバカマ 何って言うスミレかな?


この登山道・・・登り一時間と聞いて軽くみていたけど〜
結構急な登りもありましたが、でも距離は短くてアッと言う間に尾根に出ましたよ。





↑   尾根分岐

←    尾根までは、こんな登山道・・・
    


尾根上に岩場が見えてきました〜

アセビの白い花が綺麗!


尾根からは眼下に弥栄(やさか)湖や向かいの黒瀧山などが見渡せ・・・
素晴らしい眺めですよ〜(^^)
ミツバツツジも咲いて色を添えていま〜す!
この辺りから、入道岩などスリリングな岩場歩き(?)を楽しめるのかな?





登山口から入道岩まで、約30分程でアッと言う間に・・・
こんな眺望が開けてきましたよ〜
入道岩の右手を巻いて登りますが、雨の時には少し注意が必要かな!





↑  元やまびこ会の会長さんも元気ハツラツ!

←   元気印・ワンゲルの会メンバー




おぉ〜 なんとも登山意欲を感じさせるスリリングな岩場が見えてきましたよ!
そうして白瀧山から縦走する大師山(上の写真右)が見えてきました〜
また、桜が満開の集落も眼下に見え、素晴らしい眺望です。







五頭岩 あざらし岩


入道岩を過ぎると、五頭岩と言う大きな花崗岩の一枚岩が現れました。
少し左に傾いているので注意が必要のようですが、
カラッチは標識の右側の方から登っていきましたよ!
五頭岩の次は、あざらし岩・・・そう見えなくも無いですが〜(笑)
そうして次は、旗立岩と次々に岩が現れます。
旗立岩は、その昔ここに山城があり・・・この穴に旗を立てていたそうです。
山上には、約7mと18mばかりの平地があり、
柱穴らしい穴が6個、石の上にあるそうです。





そうこうしている内に、白瀧山々頂に着きました。
白瀧山々頂からの眺望は・・・申し分なく素晴らしい!!
少し霞んでいましたが、三倉岳が見えましたよ。
この三倉岳は、こちらではロッククライミングのメッカなのです。

眼下の弥栄湖を挟んで、向かいには黒瀧山がデ〜ンと控えています。
黒瀧山は、岩が黒い滝に見えることからそう名づけられたらしいです。




白瀧山々頂




白瀧山々頂からの・・・三倉岳


千人崩れと書いた大きな標識が見えてきました。
その前には赤いリボンが結んであり、その先はどうやら危険な様子!
その昔、ある時、
四方の峰々に点滅する狐火を大敵の襲来と見て、
慌てて退却しようとした兵が多数、城の後ろの谷底に転落し命を失ったと言う
伝説が残っている・・・それが千人崩れだそうです。





千人崩れの前にある大岩から下を覗きこんでみましたが・・・
その下は弥栄湖に切れ落ちていて、ここから落ちると絶対に助からないでしょ〜
千人崩れの直ぐ上に、雨乞岩がありました。
雨乞岩からの眺望は、
弥栄湖を眼下に素晴らしい景色が広がっていましたよ!





雨乞岩からの・・・素晴らしい眺望 ( On Mouse


雨乞岩でしばらく眺望を楽しんでいると・・・
リーダーのHさんが、「ここから先が一番楽しいんですよ〜」
と言われるではありませんか〜 ^_^)
急な下りを歩いて行くと、
そこにはこんな岩峰の景色が広がっていましたよ〜σ(^0^)
手前から、Nやまびこ会前会長さんとカラッチが、
岩峰歩くメンバーやリーダーのHさんを写していると
「カラッチさん、その下は断崖絶壁だよ〜 危ない危ない」って
叫んでいらっしゃいました〜(汗)



岩峰を歩く、ワンゲルのメンバー 格好いぃ〜〜Hリーダー!!


岩峰に立つ格好いいHさんや、皆さんの写真を写して・・・
おてんばカラッチ、この岩の先に立ったのでした。
この岩の先に行く程下って行くようになり、しかも岩の割れ目もあったりで・・・
道理で岩の上で、皆さん何やら思案顔だったのが分りましたよ!
もちろんこの岩の下は、弥栄湖ですよ〜ん!
ここからダイビングしたら、あの世に一直線ですね〜  _・;) ソォーッ 
それでは、その高度感をお楽しみ下さ〜い♪





おてんばカラッチの控えめなポーズだよ〜ん・・・( On Mouse



鏡池・・・オタマジャクシが一杯いました

←   白瀧城


一旦元の道に登り返して・・・
千人崩れの先の別れから20m程下った所に、鏡池と白瀧城址がありました。





↑  大師山・白瀧山・下山方向分岐

←   こんなに整備された道を下って・・・


分岐まで戻ってから、大師山に向かって歩きます!
見晴岩からは、先ほどまでいた白瀧山の白い流れのような岩が良く見えましたよ!
日本庭園と名づけられた水平な場所を通り、下って行きます。
途中から三倉岳がはっきり見えました。
晴れていれば、三倉岳の左には冠山と寂地山、その手前に鬼ヶ城山などが見えるのでしょけど
今日は霞んでいて、残念ながら識別できませんでした。




大師山からの・・・三倉岳

天狗岩の上に立つMちゃんとHさん! 天狗岩・・・天狗と言うより亀の頭に見えるんですけど〜


大師山々頂には三角点も山頂標識もありませんでした。
が・・・
天狗岩から見る大師山も素晴らしかったですよ〜
本当に白瀧山から大師山にかけて、色々な景色や眺望が楽しめて
低山なれどこんな素敵な山があることを教えて下さった
本日のリーダーのHさんに大感謝で〜す!





大師山からの下りは、お大師さんの数を数えながら下るのだそうです。
数を数えて当った人には、何やらプレゼントがあるそうですよ!
大師堂へ下る道は、しばらく下るとちょっとスリリングなロープがあり、
ここを下ると分岐がありましたが左の方に下って行きます。





明るい林床には・・・シハイスミレが咲いてました!




こんなお大師さんが大師堂まで60近くありましたよ!
58位?まで数えたら、こんな岩が現れどうやら潜り抜けて行くようです。
下から潜って、上(下の画像の右)に出てきます。
リーダーのHさん、「皆さん、手助けはしないので工夫して潜り抜けて下さい」だって〜
入る時は問題なかったのですが、出る時リュックが閊えて大変でした〜
お大師さんも温かく見守ってま〜す♪





大師堂まで下って大師堂の回りを一周すると、お大師さんの数は丁度88になるそうですよ!
88ケ所巡りが出来るようになっていたのですね。
大師堂にお参りして、下山しました〜



大師堂 べにまんさくの湯

大師山でお弁当を食べる予定でしたが、雨がポツポツしだしたので
下山口にバスが迎えに来ているので、バスの中でお弁当を食べることにして下りました。
でも大師山登山口に下りると、ポツポツしていた雨も上がり
その場でお弁当を広げて食べましたよ!
昼食後、宮浜天然温泉「べにまんさくの湯」にゆっくり浸かって
帰路につきました〜 お疲れさま〜〜♪
お天気も曇りながらも、「晴れ男の会長さん」と「晴れろ教祖のカラッチ」
がいれば、問題ありませんでしたよ〜
そうそう、バスの中でお大師さんの数・・・結局ジャンケンでMちゃんが賞品ゲット!
賞品は、高級ウインナーでした〜(^^)

このページご覧の皆様、
初めて山を歩かれる方をこの山に案内して差し上げると、短時間で歩けるし・・・
楽しみをぎゅっと詰め込んだ山で、絶対山好きになりますよ〜ん!



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