船 通 山  (1142m)

2003年4月27日(日)   天気 晴れ
  

船通山は出雲と伯耆の境にあり鳥取県境斐伊川源流の山で、山頂は360度の展望!
4月20日頃からGWにかけて、頂上一帯及び頂上付近の登山道にはカタクリが群生します。
樹齢2000年、国の天然記念物世界最大の「イチイの巨木」もあり・・・
神話によるとこの山にはヤマタノオロチが棲み、須佐之男命が退治したらしい。

本日は、鳥取県側からの登山道を登る。
広島県東城町からR314を北上し、備後落合でR183に合流
右折して道後山方面へ北上し、多里の集落で左折してR15・横田多里線に入る。
船通山林道入り口の船通山登山口案内板を左折し、しばらく行くと進むと駐車場のある登山口に着く。


 地図リンク

鳥取県側、船通山登山口 登山口案内板 芽吹いたばかりの木々が美しい

今回初めて鳥取県側から登ったが、登山道は広くて綺麗に整備されていて登りやすかった。
しかし、殆どが木の枠の階段・・・
登山口から少し入った所にトイレが有る


9合目付近にある
国の天然記念物のイチイの木
二つ目のイチイの木 大きな幹から枝が張りだし、
枝は下部に多く・・・
30本位出ており、横に 22mに広がり
枝全周で 77mはあるそうだ
素晴らしい展望の山頂 山頂には鳥居や祠が・・・ 山頂でハイチーズ!

山頂は広い草地でカタクリが群生し、鳥居や祠があり紀元2595年建立とある。
山頂からの眺めは最高で、北東すぐ近くに大山の勇姿があり、反対側には三瓶山が見える。
南の方向にはに道後山や比婆山、猫山が・・・
まさに360度の展望だ!!



頂上の草原に群生するカタクリの花
まだ蕾も沢山あったが、それでも可憐な姿で我々を迎えてくれた。
カタクリの花は、踏むと翌年芽が出ないので周りにはロープが張って中に入れないようにしてあった
今年もカタクリの花を見るために、多くの登山客で山頂は一杯だった!


島根県側の 斐乃上温泉に下る行列 下りの北側の斜面で雪が残っていた 斐伊川源流沢沿いを下っていく
何ヶ所か沢を渡って・・・ 可憐に咲くミヤマカタバミの花 鳥上の滝

下りの島根県側の鳥上滝コースは、降り続いた雨であっちこっちが泥濘になっており
島根県側から登ってくる人達も沢山いて、大変だった!!
途中何度も小さな沢を渡って下った。


岩を重ねた様な階段状の道 島根県側鳥上滝コース登山口 斐乃上温泉

本日は、鳥取県側から島根県側に歩き、斐乃上温泉に下りてきた。
登りは鳥取県側からで初めての道だったが、綺麗に整備された登山道だった。
斐乃上温泉は、日本三大美肌湯と言われ・・・
横田町の船通山の入り口にあり、お湯がつるつるして
何だか肌がすべすべになったって感じがしましたよ!。


斐乃上温泉・斐乃上荘
   
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