ポンポン山 (678.9m)

2008年3月15日 (土)   


今回、山仲間が山の中に咲いているフクジュソウを見たことが無いと言うことで
8名で青春切符で大阪と京都の境目に位置する、ポンポン山に登ってきました。
青春切符の旅ですから、朝4時57分発の電車に乗り・・・
高槻駅に着いたのが午前9時16分、しかし女性8名での旅は全く道中退屈することもなく
電車の中ではお喋りに、皆さんの差し入れでお腹も満腹!!
高槻駅では事前に調べてあった9時27分発のバスで、「上の口」で下車!
上の口から15分程歩くと神峰寺方面の道標に従い、右手の道に入って行きま〜す。

地図検索

ポンポン山は、正しくは加茂勢山と言うのだそうです!
その名前の由来は・・・山頂が近づくにつれ、足音がポンポンと聞こえることから
そのように呼ばれるようになり、今ではポンポン山で通っているようですよ!
ちなみに・・・関西百名山でポンポン山は、85番目ですぅ〜


コース (※ ゆっくり歩きましたので、コースタイムについては記入していません)
JR高槻南口バス停→上の口→神峯山寺入り口)→神峰山寺(トイレ休憩&お参り))→本山寺
→ポンポン山分岐→天狗杉→ポンポン山々頂(昼食)→リョウブの丘→フクジュソウ群生地→
リョウブの丘→ポンポン山下→善峰寺→(タクシーでJR向日町駅
歩いた
距離
上の口バス停→神峰山寺(1.9キロ) 神峰山寺→本山寺(3.5キロ) 本山寺→ポンポン山(3.3キロ)
ポンポン山→フクジュソウ群生地まで往復 ) ポンポン山→善峰寺(3.4キロ)


牛地蔵に手を合わせ・・・ ( On Mouse 勧請掛(かんじょうがけ)


牛地蔵を祭ってあるところの鳥居をくぐり、
神峰寺(かぶさんじ)に向かってアスファルトの道を登っていきます。
牛地蔵は、京坂越え(牛地蔵から淀川前橋に抜ける道)に使った荷役牛を祭ってありました。
この道は、東海自然歩道となっています。

しばらく歩いていくと勧請掛と言う変わった鳥居のような物に出合いました。


勧請掛(かんじょうがけ)とは・・・
勧請(かんじょう)とは神仏の御来臨を請い、お祭りをすることを言のだそうです。
勧請掛の綱は、神社拝殿や正月の門飾りの七五三縄(シメ縄)と同じ三本撚りで、神仏混淆の跡が見えるようです。
また掛け物の数が12本であるのは、薬師如来の12神将を示しているそうです。
(高槻市 松愛会 資料より)



神峰寺山門(新西国第14番霊場) 神峰寺にお参りするメンバー


神峰寺(かぶさんじ)に着いてすぐ、トイレをお借りし
日本最初の毘沙門天を祀ってある本堂にお参りした後・・・
山門右側の道を本山寺に向けて登って行きます。


毘沙門天を本尊とする神峰寺(かぶさんじ)は・・・
役の行者小角が開山し、宝亀年間(770年)頃、開成皇子が創建したそうです。





神峰山寺からも舗装された東海自然歩道を登って行きます。
「らん園」入り口脇を通を通り、ひたすら登って行くと・・・
本山寺の駐車場を右に見て、更に急な坂を登るとやっと供養塔に出合いました。
本山寺まで後三丁の丁石を過ぎるまで・・・急な上り坂でしたよ!
本山寺経由してもポンポン山に行けるようです。

本山寺・・・役行者が開山
西暦770年頃、開成皇子が創建し、大阪の北方を守る毘沙門天だそうです。



寳篋印塔(ほうきょういんとう)と言う・・・供養塔 本山寺の勧請掛


左に本山寺の勧請掛を見て
今回は、時間の関係で本山寺にはお参りしないで
なだらかな坂道を歩き、ポンポン山に向けて歩きま〜す。
ヤブツバキがとっても綺麗でした〜
ポンポン山への標識を過ぎると、綺麗に植林された杉林の中を
足に優しい自然道を歩く道となりました。 ホッ!!







高槻の古木・天狗杉・・・樹齢330年


本山寺とポンポン山中間地点より少し手前辺りに樹齢330年と言われる
天狗杉がありましたよ!
標識に従い本道から左へ進み、馬の背のような杉林の中を歩き
ポンポン山目指して歩きます。





やっと着きました〜〜σ(^0^)
ポンポン山々頂!!





ポンポン山々頂(678.9m)・・・ ( On Mouse


ポンポン山頂上からは、樹木に覆われ展望は少しでしたが・・・
お天気に恵まれ青空が広がって大勢の登山者で賑わっていました。
我々も、山頂で昼食タイムで〜す!

昼食が終わって、いよいよ今回の目的のフクジュソウを見るために
灰方方面の標識を見て下り・・・リョウブの丘へ
リョウブの丘からさらに下って行くと、ロープで保護された道に出ました。
どうやらここがフクジュソウの群生地のようで
監視員の方がいらっしゃいました。
遠く尾道からポンポン山に来たと聞いて、感激して下さいました。
尚、盗掘などの被害から守るためにポンポン山からの詳しい情報は書いていません!






フクジュソウに光が射して、輝いてま〜す!
ここのところの暖かさで少し背丈が伸びてるようですが・・・
黄金色に輝くその姿に感激〜〜♪
一緒に来たメンバーは、自生しているフクジュソウに感動の様子で〜す。
カラッチは、皆さんより一足遅れて写真撮影!
可憐なフクジュソウに・・・有難う〜〜♪





可憐なフクジュソウを何時までも見ていたいけど・・・
帰りの電車の時間も気になります
下りは、ポンポン山手前まで登り返して、善峰寺方面に下ります。





リョウブの丘手前からの・・・愛宕山(924m)


途中で出会った方が愛宕山(あたごやま)が見えますよ!
そうしてその右手前のアンテナの建っている山は西山ですよと・・・
と教えて下さいました〜 

安岡寺ー神峰山寺ー本山寺は一直線上にあり、又その先に愛宕山があるそうですよ!




また雪を被った・・・蓬莱山(1147.3m)も見えましたよ〜(^^)





ポンポン山頂から善峰寺方面へ900m下ると三叉路があり、杉谷・善峰方面に直進します。
杉谷・釈迦岳三叉路を過ぎると遠望の景色の良いところを通り
見事な手すりの良く整備された急勾配の坂を下り・・・
善峰寺方面に下ります。







善峰寺・・・西国20番札所


善峰寺まで下ると、そこは丁度バス停でしたが・・・
残念ながらJR向日町駅行きのバスが10分程前に出たところでした。
バスは1時間に1本なので、丁度お客さん待ちしていたタクシーが1台いたので
もう1台呼んで頂き、JR向日町駅に着きました。
さぁ〜て、これからまた帰りも青春切符の長い旅で〜す(^^;
こうしてカラッチ達山仲間8名の楽しい一日は、終わったのでした!!

ポンポン山行きについて、k2さんiwahigeさんに詳しい情報を頂きました。
ヽ(#^ー゜#)v サンクス!




inserted by FC2 system