西赤石山(1626m)に登る予定が・・・
西 山
(1429m)

2005年5月8日(日) 



剣山から下山後、よっちゃん&マーガレット夫妻と別れたカラッチ達は
次の山「西赤石山」に登るべく、徳島自動車道から松山自動車道を通り新居浜 IC で下り
マインピトア別子に移動・・・今夜はこちらの綺麗な駐車場で車中泊で〜す!
マイントピア別子は静かでとても広く、駐車場もトイレもとっても綺麗でした。


マイントピア別子 当時鉱山を走っていたのでしょうか〜

新居浜市から小女郎川沿いに別子ラインを走り「西赤石山」の登山口である
日浦登山口に車を止めて西赤石山に登ろうと思ったが・・・
今日は日曜日でアケボノツツジの最盛期とあって、日浦には既に車が溢れているとの情報で
大永山トンネルを抜けた南口に駐車して「西山」に登り
西赤石山の斜面に咲くアケボノツツジの大群生をみることにした。
しかし、大永山トンネルを抜けた南口から入山しようとしたが・・・登山口が良く分らない〜
(≧ロ≦) アイヤー 見落とすはずで〜す! 
「縦走路へ」とだけ書かれた、こんな小さな標識が木の上にありました。
( ・_ ・)ん? 「縦走路へ」って何処への縦走??
後で分ったのですが、この縦走路は笹ケ峰へと・・・西赤石山への銅山越えへの
裏縦走路でした〜 (*^^*ゞ ポリポリ

 「縦走路へ」の小さな標識 滑床のような渓流 登山地図を確認するカケス


西赤石山・西山は「こっちの方角だからあってるよ〜」だって〜〜
薄暗い杉林の中の急な登山道を登っていくと・・・
赤テープがあった ヾ(^v^) ヤッタネ
やっと「笹ケ峰・銅山越え」分岐に出ました〜
そこからがまた下の画像のような木の根の階段状の道を登って行く。
途中アケボノツツジの花が落ちていて、もう〜盛りは過ぎてしまったのかと思いましたよ!



七番越と言う所まで登ってくると、やっと向こうに山並みも見え
アケボノツツジがあっちこっっちに咲いてました。
「西山に登ってきて良かったね!」って言いながら、まるでアケボノツツジのトンネルかしらと思える程
両側にアケボノツツジが咲き乱れる道を通ると・・・
(;゜0゜) ぎく 次は銅山越えに続く長い長い急な下りでした。
これから向かう西山の北斜面にもアケボツツジが沢山咲いていました。


この辺り・・・まるでアケボノツツジのトンネルでした 西赤石山(左)・東赤石山(右)も見えてきました


つなくり山を越え、西側に広がるアケボノツツジに「うわぁ〜綺麗〜〜」って
感嘆の声をあげつつ、西山に登っていく。
西山のアケボノツツジの展望所は大勢の人達で、こちらも人気なのだと実感しました。
全山見事なアケボノツツジの群生でしょ〜〜


西山から・・・つなくり山の北斜面に一面のアケボノツツジ


西山から眺める・・・ピンク色に染まる・・・西赤石山(左上)


西山から下った辺りの銅山越え・西赤石山が見える辺りで昼食タイム!
画像の手前は銅山越えへの道・・・ツガザクラの群生地でロープで保護されているようです。
西赤石山にはお昼も過ぎてるというのに、沢山の登山者の行列が続いています!
やはり、西赤石山は人気の山ですね。
西赤石山の斜面は、アケボノツツジでピンク色に染まっていました〜
   西赤石から少し北に下った兜山から見る、西赤石のアケボノツツジは最高らしいです。

本当は今回、西赤石山を目指したいのですが・・・
車を日浦ではなく、大永山トンネルを抜けた南口に駐車しているので
来た道を引き返すか、銅山越えして日浦に下りるか・・・はたまた
これから西赤石山に登るか・・・カケスと相談の結果・・・
これから西赤石山に登って下りると3時間〜3時間半かかり
日浦から大永山トンネルを抜けた南口まで歩かねばならない(1時間以上)事を考え
今回は西赤石山に登らずに、銅山越えして下りることに決定!!

ヒカゲツツジ ツガザクラ

カラッチは、2003年10月に西赤石山から東明石山に縦走しているので
今回初めてのカケスに西赤石山に登らせてあげたかったのに残念〜!
でもせめて銅山越えから日浦への道で、旧別子銅山の歴史に触れてもらいたくて
日浦登山口に下山することに・・・

旧別子銅山は、銅山峰の南側に位置します。
元禄4年(1691年)に採掘が開始され、1973年の閉山にいたる282年間の長きにわたり
約72万トンの銅を算出し、住友系諸事業の発展に大きな使命を果たしたそうです。
当時山中には鉱山事務所をはじめ、小学校、病院、劇場などがあり、
約4000人の鉱山集落を形成していたとか・・・
現在・・・緑が豊かになった山々には、明治の遺産がひっそりと埋もれています!




銅山越え

ここから2時間あれば西赤石山に登れます



こんな渓谷美を下っていきます

ダイアモンド水
別子の鉱床の1つ金鍋鉱床のボーリングによる
探鉱調査の途中80mの深さの所で地下水脈に
あたり、現在も自噴し続けている。
ボーリングのためのロッド(回転駆動軸)の先に
つけるダイヤモンドでできたピットが回収
できなかったことからこの名がついたという。


銅山越えから日浦への道・・・旧別子銅山の詳しいレポは ↓ こちらを見てね!

2003年10月・・・西赤石山→東赤石山縦走レポ

日浦登山口に下りて来て、我々が目にしたものは・・・
車道の両側に・・・駐車場に止められなかった、延々と駐車してある車の行列でした。
それにしても凄い数で〜〜す!
さてこれから、日浦から大永山トンネルを抜けた南口まで歩かなくていけません!
途中ヒッチハイクでもするかと・・・
手を上げたカラッチをたしなめるカケスでした〜(笑)
こうなってはこの長い車道、楽しんで歩かないとねぇ〜〜ってことで
車道脇に自生している蕗を採りながら歩きました。


採りたての新鮮な蕗 帰ってから作った「きゃらぶき」

でも、、、途中親切な若いお兄ちゃんが車を止めて乗せてくれましたよ〜
カラッチの名誉の為に言っておきますが・・・
決してヒッチハイクしたのではあ〜りましぇ〜ん!

今回は西赤石山に登らなかったので、ちょっぴり不満の残る山歩きとなりました。
さて〜、6日に雨の為登れなかった・・・伊予富士と瓶ケ森に登るために
これから国道194号線を通り、旧寒風山トンネル手前の
桑瀬峠に向かう途中の・・・木の香温泉に向かう。

「四国の山旅」・・・速報


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