四国・剣山山系・三嶺(1893m)


日   程    平成14年6月22日〜23日

天   気             晴れ一時曇り


コースタイム (団体で歩きました コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さい)
三嶺林道終点→三嶺ヒュッテ→三嶺頂上→西熊山(昼食)→三嶺ヒュッテ→三嶺林道
    6:53        8:55        9:23    11:15  11:45     13:32     15:08


6月22日(土)午後1時、小型バスに総勢28名乗り込み出発、
しまなみハイウェーから四国道を走ること5時間、
徳島県東祖谷村・民宿・つるぎ(奥鳴)に到着。
宿の手作りの夕食で舌鼓、
小さなお風呂に入って明日の早朝登山に備えて早めに就寝!
翌、23日(日)午前4時起床、洗面、山登りの身支度を早めに済ませて
朝食の後、祖谷のかずら橋に・・・
奥祖谷のかずら橋は、男橋(おばし)、女橋(めばし)とあり、我々は男橋(おばし)を渡った。
男橋(おばし)は、今でも大切な生活道路となっているそうですよ!



奥祖谷の男橋(おばし)
三嶺登山口 

山頂まで2.8キロ、最初は急登で丸太の階段が続きます。
ガスが湧いてきて視界はあまり良ありましぇ〜ん!
ミヤマクマザサの道を黙々と歩きます。
三嶺ヒュッテ前にはコメツツジの可憐な花が咲いていました。
三嶺ヒュッテから三嶺山頂まで快適な尾根道を歩きます。

山頂目指して進むメンバー 霧で残念ながら眼下に
素晴らしい景色が見えない
この大きな岩までくれば
三嶺ヒュッテもすぐだ!
三嶺ヒュッテ前の
コメツツジの花
 三嶺山頂を背に 三嶺ヒュッテから
三嶺山頂に続く稜線
山頂より
西熊山・お亀岩方面を望む
三嶺山頂(1893m) 
遠くに剣、次郎笈
三嶺山頂にて絶景を楽しむ
お亀岩方面に
三嶺の見事な稜線
西熊山山頂にて
コメツツジと競う
 西熊山より三嶺山頂に・・・


だんだんお天気も回復してきて、明るい稜線の笹原コースを気持ちよく歩く!
雲の向こうに四国の山々が雄大で〜す。
阿波や土佐、伊予の山がよく見える。

三嶺ヒュッテが見えて来た 無事下山
 ($・・)))/~~~ お疲れ〜


二百名山に数えられる四国の山の中で,
百名山の石鎚、剣に勝るとも劣らないと言われている・・・三嶺
新緑の山並み、コメツツジと笹原の美しさは何度登っても飽きない美しさで私達を迎えてくれた。
この三嶺を中心に、
南に白髪山、西に西熊山、綱附森、土佐矢筈山、小檜曽山と連なる地域は
石鎚山周辺と並んで四国で最も自然林の残っている地域だそうです。
私達が登った徳島との県境の稜線は
ミヤマクマザサとコメツツジの群落が草原的な景観を作り
その素晴らしさは西日本一とか・・・ふにふに(^゚-゚^=)(゚-゚^=) 納得!
このミヤマクマザサとコメツツジの群生は国の天然記念物として
手厚い保護の対象となっている。
コメツツジの花は3部咲きだったが、
素晴らしい三嶺の山に登れた幸せをかみしめながら祖谷温泉で汗を流した。
宿のご主人の話によると、
7月の下旬から8月上旬にかけて「キレンゲショウマ」の可憐な花が咲くそうだ。
次の機会には、「キレンゲショウマ」の黄色い可憐な花に会いに来たい。



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