琴石山(546m)・三ガ嶽 (487m) 日 時 2003年11月30(日) 晴 琴石山は山口県柳井市の山で標高546mであるが、 海岸から山頂まで一気に立ち上がっていて結構急な登りで、 形の良い山容が登山意欲を掻き立ててくれる。 琴石山は、山頂の琴石という岩に天女が舞い降りて琴を弾いたのでその名前がついたとか・・・ 山頂には、旗差穴などの中世の山域「伊賀道城」遺構があり その昔、松村備後守がここに籠城したが水が少なく、敵の兵糧攻めに苦しんでいた。 その時妙案を思いつき、白米を岩の上から落としてまだ充分水があるように見せかけて 兵糧攻めを解くかせたと言う伝説が残っているそうだ。 それにしても、如何ほどの白米を落としたのであろうか〜 今、山陽路は紅葉の真っ盛り、来る途中車窓からの紅葉がとっても綺麗でした。 地図検索 JR山陽本線「柳井港駅」から国道188号線を東に400m進むと 、「琴石山登山道入り口」 (9:54)の指導標がある。 それに従って北に向かって舗装道路を進み、鉄道を渡り所々にある指導標に従い 30分も歩くと民家が途切れ、舗装された白潟林道に出る。 この辺りが琴石山の南西尾根にあたり、登山口となっている。 途中、ミカン農家の方が「ミカンお好きなだけどうぞ〜」ってコンテナごと出して下さった。 美味しいミカンを頂きながら、登山口に向かって進んで行く。
左側の未舗装の道に進んで行くと、5分程で尾根道となり、 道端にはカラスウリの赤い実が沢山なっていた。 山頂までは一本道で約1時間だが急登が続き、低山と言えども侮れない。 西の肩に出たらようやく展望が開けてきて、海面に日光が反射して素晴らしい !!
標高350m辺りから山頂までの南斜面一帯は、琴石山グリンパークとして整備され 愛石神社、奥ノ院、古戦場跡、旗差穴などの歴史の狭間を縫うように 散策路が整備され、家族連れでも結構楽しめそうなコースだ。 琴石山山頂は弁慶の丘とも呼ばれ、眺望が素晴らしい。 眼下には、大畠の瀬戸、周防大島が拡がる。 展望が素晴らしい琴石山山頂 琴石山での展望を楽しんだ後、三ガ嶽へ縦走する。 いったん西の肩まで戻り、北西に延びる稜線を軽快に歩く。 一度急に下って、30分も歩くと三ガ嶽林道に出る。 鞍部に「三ガ嶽800m」の指導標があり、作業道のような車道を10分ほど歩き 送電線沿いの踏み後を辿って右の急な斜面を直登したら、 尾根に出て三ガ嶽・東岳に立つ。 ここで昼食 (13:05〜13:30) を済ませ、希望者だけで三角点のある西岳に向かう。 西岳山頂には、石祠がありかっての信仰の深さがうかがえます。 東岳に戻り、全員で下山開始!!
無事下山 (14:20) した後、茶臼山古墳歴史の広場を訪れ、 蓋形埴輪が発見されたと言う古墳を見物しました。 こうして我々○と○ちワンゲルの会としての、今年最後の山登りも無事終了! K会長さん、皆さんお疲れさま&ありがとう〜♪
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