傾 山 (1602.2m)


日  時    2004年6月5日(土)  曇り

 6月2日に祖母山から下山後カケスとシジュウカラは、竹田市まで戻り・・・
花水月温泉で汗を流し、原尻の滝・道の駅で「エスカルゴ号」の中で就寝!
翌日は、お天気だったが午前中原尻の滝や宮迫の石仏を見物し
午後から県道6号線のととろみちを通り、傾山・払鳥屋登山口の下見に行くが・・・
側まで行っているのに登山口が見当たらず、仕方なく引き返す。 
その時撮った傾山(↓)の写真で〜す!


見る方向によって傾いてるように見えから・・・傾山!!

傾山は、祖母傾国定公園の東側の主峰で傾山また四皇子山とも呼ばれ
山頂には、八幡社の小祠が祭ってあり、信仰の山として崇められてきたそうだ。
断崖絶壁をなし特異な形をした岩峰が登山者に人気の山となっている。

6月4日、今日も晴れだよ!
でも傾山・上畑コース(九折越え)の下見をしてなかったので
午前中花水月温泉の竹田市PCルームで上畑コースを確認し・・・
温泉に入ったり、久々に掲示板に書き込みなどしてネット三昧!!
午後から上畑コース・九折登山口に移動する。
ここには、駐車場(10台位可能)と休憩舎、トイレ、水場がある。
登山道入り口にいきなり「熊注意」看板だよ〜

登り コースタイム 下り
5:05 九折登山口
6:45 カンカケ谷滝の上
7:45 林道鉄梯子
8:40 九折峠
9;35 標高1500m地点
10:10 傾山山頂 10:50
林道鉄梯子 12:40
九折登山口 14:15
(コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)

九折登山口には、一台の車が止まっていて登山届けには午前7時に登山開始しているのに
夕方5時をまわってもまだ下山してこられない。 ちょっぴり心配していたら・・・
二人連れの女性が7時回って下りて来られた。
今夜はカケスと二人だけかな〜って思っていたら、一台の車が到着!
こちらも女性二人連れで、なんと今夜はここでテント泊だそうです。
明日は傾山から祖母山に縦走だそうで・・・白旗〜♪◇\(o・Q・o)/◇


旧豊栄鉱山の作業所前から九折川左岸を進むと分岐があり
金網を張った鉄橋を渡り、九折コースに取り付く。
直進すると三ツ尾経由のコースらしい。


金網を張ったこんな立派な鉄橋が・・・ 熊注意の看板!! 暗い九折れの登山道を・・・
まだまだ薄暗いよ〜 やっと空が見えてきた! こんな岩の間をくぐって行ったよ〜

ツガやモミ、ヒメシャラなどの茂った真っ暗な樹林帯を進むと、
芥神ノ滝の上部を通ってカンカケ谷に出る。
登山道は真っ暗だし、熊注意の看板もあり歩いているのは二人だけで本当に心細かったよ!
荒れた沢を遡上し、対岸に渡ると急坂となり、ロープや梯子、鎖を伝って登って行く。
林道を通過し、さらに登るとやっと九折越の峠に出た。
九折越で笠松山方面からの縦走路と見立て方面からの道が一緒になる。

明るく広い九折峠 だんだんガスってきたよ〜
なるほどここで冷水コースと出合うのか〜 登山道の再確認をするカケス
 
九折越えの時は、赤いテープだけが目印だったけど、峠からはご覧の通り立派な標識があった。
峠からセンゲン尾根のスズタケが覆う道を東に進む。
やがて樹林帯の緩やかな道を進むと、また急な登りとなり1500mの標識があった!
ここで右の杉ケ越の道と出会合う。
途中に大きな標識と立派な地形図があり、確認する。
後、ひと登りで後傾の岩のピークだ!!
今まで誰にも会わなかったけど、二人連れの方が下ってこられた。
どうやら見立コースから登って来たけど、ガスで出て不安なので下山すると言う。
折角ここまで来たのだからと、お誘いしてゆっくり登っていく!



後傾の岩のピークに出ると、本傾の険しい岩壁が見えてきた。
この先を一度下って右に巻いて山頂に向かう。
反対側に回りこみ登って行くと傾山山頂だ!!
巨岩が崩れそうだけど、バランスよく並んでいる。

巨岩がバランスよく崩れそう〜(笑) ワオッ! 標識まで傾いてるよ〜
おっと! 標識はこうでなくっちゃ〜  岩もね〜ん!

お天気ならば、祖母山、大崩山、久住山、由布岳と今まで登った山が一望できるのに・・・
残念ながら、一面ガスの中だぁ〜〜 llllll(- _ -;)llllllガーン
でも先程のお二人も頂上が踏めたと喜んで下さった。良かったね〜ん!

目印はこの赤いテープ カンカケ谷を経て上畑に至る ブイブイ! 無事下山!!

下りも同じ九折越を通って下山。
こうしてカケス&カラッチの傾山登山も無事に終了!
竹田市の花水月温泉で汗を流し、美味しいもの食べて「エスカルゴ号」に・・・
次は、あの大崩山(おおくえやま)だよ! 大丈夫かなぁ〜


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