船上山・勝田ケ山・ (616m) (1149m) (1338m) 日 時 2003年6月8日 天 候 晴れ 地図リンク 鳥取県の中部、赤崎町に位置する「船上山」は、離れて見ると船底のように見えるところから このように名づけられたらしい。 大山の噴火によって出来た外輪山の一部で、山の東側には屏風岩と呼ばれる 断崖が約600mにわたって続き天然の要崖をかたち作っている。 その昔南北朝時代、隠岐を脱出した後醍醐天皇を擁護した名和長年の軍勢と 幕府方の佐々木清高との軍勢がぶつかり、戦場となった場所だそうだ。 県立少年自然の家の駐車場から歩き始め、大鳥居をくぐって茶園原と呼ばれる草地の斜面を登り切ると中部林道に出る。 (マイカーの場合はここに数台車が置ける) 林道を渡り東坂の登山口から登り始める。 アカマツ林の中のジグザグの道を登ると屏風岩と呼ばれる黒々とした断崖が見えてくる。 ミズナラ、コナラ、ケヤキなどの雑木林の中を歩いて行くと、やがて広々とした薄ガ原(すすきがはら)に出る。 この一帯が「船上山」で、小高い丘に行宮跡(あんぐうあと)がある。 山頂は笹が茂り展望は無いが、「千丈のぞき」の立て看板があり、狭い岩場から屏風岩の景観が満喫出来るそうだ! 薄ガ原から船上神社まではゆるやかな登りが続き、ブナやミズナラの中に表皮のきれいなリョウブの大木もまざり 深山の雰囲気を感じながら歩く。
だんだん斜度のある登りにさしかかった頃、登山道を塞ぐかのようにブナの巨木が2本立っている。 この先から徐々に傾斜がきつくなり、狭い尾根に沿う横道を登り切ると「勝田ケ山」に着く。 ここからの展望はよく、南前方に「大山」や目指す「甲ケ山」が見える。 ここで、昼食タイム!! 勝田ガ山を後にして少し下れば、今日のコースの最後の登りになる。 灌木帯の尾根を登り切ると、突然に岩稜帯に変わる。 距離にして50〜60mくらいだが、両端が切れ落ちていて足場を確認しながら慎重に登る。 鳥取県の中西部、赤崎町と中山町の境に位置する「甲ケ山」は、遠くから見ると山頂の形が 鎧甲の甲に似ていることから名前が付いたそうだ。 この山も大山火山の噴火で出来た外輪山の一部で、山頂から流れ出た溶岩が長い尾根道を作ったのだ。
標高1338mの「甲ケ山」山頂は狭く、登って来た尾根道以外は切れ落ちた断崖だ!! 山頂からの展望は素晴らしく、 「大山」をはじめ「矢筈ケ山」「三鈷峰」遠くには日本海まで360度のパノラマが満喫出来、v(^^)v ブイブイ 下山は、登りと同じコースを引き返した。 登山途中で見つけたお花
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