英 彦 山(ひこさん)(1200m)

2004年6月12日   
晴れ


地図リンク

昨年の九州の山旅の英彦山(ひこさん)のレポだけがまだ未作成であった!
何だか宿題をし忘れたような感覚が残っていて・・・
腰痛の為・・・今・・・山に登れないカラッチは1年遅れのレポを作成する気になった。
しかも2週間がかりの日数を要して・・・






福岡県田川郡添田町と大分県下毛郡山国町にまたがる英彦山は・・・
中岳、南岳、北岳の三つの山頂を持ち、最高峰は南岳です。
出羽の羽黒山、大和の大峰山と並び日本三大修験道場として栄えた霊山だ!!

本来なら、銅ノ鳥居(かねのとりい)から宿坊や灯篭が並ぶ急な石段の参道を登り
奉幣殿に参拝し、一ノ岳展望所を通り、鎖場を抜け中津宮を通り、
中岳 英彦山神社上宮と言うコースが一般的だそうですが・・・
九州の山旅を続けてきた我々は、そろそろ家が恋しくなってきたので(本当かな?)
高住神社から登り、望雲台からの景色を楽しみ、北岳、中岳、南岳まで登り
元の道を引き返し、高住神社に下りてきました。

高住神社より登る 豊前帽の神牛と・・・丑年のカケス 杉の古木


高住神社神殿の右から登山道に入り、石の多い道を登り、逆鉾岩、筆立岩を見て
さていよいよ、今回のハイライト・・・望雲台に・・・
登った先には・・・素晴らしい景色と90度の絶壁が待っていた。

望雲台に向かう この鎖場は登りやすかったよ! この鎖を登った先には・・・(@。@;) オウ〜
絶景の望雲台(この鎖の下は絶壁だよ) 阿蘇・九重・雲仙の山々の眺望が素晴らしかった!


分岐に戻って自然石の急な石段を登り、ブナの林の急登を喘ぎながら登る。
北岳の山頂には石の祠が一つあっただけだった!
背後には磐境(いわさか)と呼ばれる縄囲いがあった。
中岳からブナの林の中緩やかに登り、次第に岩場の急坂を登ると中岳上宮広場に出た。
遠く阿蘇、九重、雲仙が見渡せる。
上宮の正面から右に行くと奉幣殿だが、我々は左の方角・・・南岳を目指す。
鬼杉や材木石の方に下ろうと思ったが、帰りのことも考え来た道を引き返すことにした。

結構急な登りでした こんな岩ゴロゴロの道 英彦山・中岳山頂
南岳に登る途中から見た・・・中岳(上宮) ここが英彦山本宮だそうです 高住神社に下りてきた


宮崎県・・・高千穂峡

高千穂峡は阿蘇噴火の際の溶岩の浸食により出来た渓谷で・・・
上流の窓ノ瀬から下流の吐合間までのとっても神秘的な渓谷で、一度は訪れてみたいと思っていた。
昭和9年11月10日五ケ瀬川渓谷として名勝天然記念物として指定され、
昭和40年3月に、祖母傾国定公園に指定されました。

高千穂峡谷は、遊歩道も整備されとっても素晴らしい所でした。
神秘的な渓谷に新緑が映え、至るところ写真に収めたいと思える場所だった。
新緑の頃も良かったけど、紅葉の頃にも訪ねてみたいなぁ〜

高千穂峡と高速道 この神秘的な渓谷美!! 紅葉の頃もきっと素晴らしいでしょ〜


 大分県耶馬渓町・・・青の洞門

越後の人・禅海和尚は、仏道修行のため回国行者となって諸国を巡り、享保の頃にこの地に来た
たまたま、三国川沿いの岸壁にかかる鎖渡しの桟橋で、踏み外して墜落する惨事を目撃し
仏道修行者としてこの危機をとりのぞき、衆生救済の門を開かんものと大誓願を発し
大岸壁に向かって斧と槌をふるい始めた・・・
悲願30年、岩をも徹する禅海和尚の不動心は、遂に342mに及ぶ隋道を貫通させたそうだ!
人が一生懸命に念じることは、岩をも通すって・・・まさにこのことですよね!!

青の洞門入り口 今では車でも走れる 向かって左が禅海和尚の掘った青の洞門


山口県豊浦町・・・角島(つのしま)
九州山旅に向かう途中にも、また帰りにも立ち寄った角島で〜す!
もちろん「始終カラ号」に泊まりました。 (^∇^) キャハッ
(ここはカラッチ達の大のお気に入りの場所なんです)
角島は小さな島なのですが、こんな立派な橋が架かっているのです。

角島大橋は、橋の長さ1780m・・・幅員6,5m
橋脚28基・・・橋の形は箱桁橋だそうで〜す!
事業費は149億円で・・・平成3年から工事が始まり、平成12年11月3日開通したのです。
角島大橋は、エメラルドグリーンの海士ケ瀬を跨ぎ、
その景観と調和した雄姿は、西長門海岸地域随一の景勝地です!
この海、この波、この砂浜は・・・いつまで見つめていたい景色でした。

夜の角島大橋 海士ケ瀬戸と角島大橋
向こうの島が角島で〜す!
この海・・・この波しぶき


こうして2004年5月24日から6月13日までの3週間に及ぶ
九州の山旅は終わったのでした。

登山速報 九州の山旅


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