大 雪 山 縦 走(黒岳〜旭岳 2590m)
7月1日(月) 広島空港発 12時30分の千歳行きに乗り込み、14時25分定刻通り千歳空港着。 千歳空港よりお迎えの北海道中央バスに乗り込み、17時50分国立大雪青年の家に着きました。
各部屋割りに従い、宿舎に入る。 この国立大雪青年の家は、((/^o^;)/ナント 一泊二食で1200円余りという安さなのです! 国の施設なので、宿泊料は不要で朝食、夕食(共にバイキング)とシーツ代を含めてこの金額なのです。 その代わり施設の規則に従って、掃除なども総て利用者が分担して行わなければいけません。 例えば、朝の「さわやかタイム」には、宿泊者全員揃って国旗掲揚、ラジオ体操等・・・
ここ大雪青年の家は温泉が沸いて、広い大きなお風呂でとっても気持ち良かった! 翌7/2(火)は、後発組(2日広島空港発)待ちの空き時間を利用して、 朝のさわやかタイムの前に近くを散策。 朝食が終わって、北海道中央バスに乗り込み富良野のとみたハーブ園、 パッチワークロードなど見学しました。
後発組が7/2:17時50分頃、国立大雪青年の家に到着し出迎える。 さぁ〜、これで全員揃って、明日いよいよまずは黒岳目指して登山開始だ! e(^。^)g_ファイト 頑張ろう!!
7/3、国立大雪青年の家を8:15に出発し、 バスの中から層雲峡の自然美を見ながら層雲峡ロープウェイ駅に到着。 層雲峡ロープウェイの前で、朝食を食べてロープウェイに乗り込み、 リフトを乗り継いで7合目の黒岳登山事務所に登山届けを出し、 ストレッチ体操をしていると、可愛いシマリスが何匹か姿を現してくれました。 (=_=;) ナント マア〜 人慣れしているのか直ぐ近くまで寄って来て愛くるし〜い! 7合目の登山事務所の辺りで1500mと言うことで、 ここまで労せずして来れたが、ここからが本番である。 9合目辺りまでは急な登りであったが、色々な花が咲いて我々を出迎え楽しませてくれた。
この度の大雪縦走は大人数のため、現地のガイドさんに案内して頂き3班に分かれて登った! 3班に分かれたのが功を奏し・・・ 班毎の交代がちょうど良い休憩となり、みんなスムースに足を運んで行く。 マネキ岩と目線が並んだ頃、「頂上はもう間近ですよ〜」と言うガイドさんの声! まずは、大雪縦走の第一関門 “黒岳頂上” に到着!! バンザ〜イ! バンザ〜イ
黒岳石室に下る岩斜面には、イワウメ、ツガザクラ、チングルマが咲き乱れ、我々を歓迎してくれた。
今夜の宿はこの黒岳石室だ! 我々の為に石室の管理人さんが寝袋と毛布を運んで下さったそうだ。 m(__)m ペコペコ 明日の朝のご来光を桂月岳で見たいものだが、天候が悪い為おそらく見れないと言うことで 希望者だけで桂月岳に登ってきた。 しかし濃いガスのため視界は全くきかず何も見えなかった。 残念!!
石室から雲の平に出た頃には、昨日のガスがウソのように晴れ渡って 北鎮岳の白鳥の雪渓が目に飛び込んできた 自然が造り出したなんとも美しい雪渓の模様にしばし見とれ、夢中でシャッターを切った。 北鎮分岐の眼下には、荒涼とした直径2qの有毒ガスが漂立い 立入り禁止の旧噴火爆裂口(お鉢)が生々しい! まだ有毒ガスが出ているのであろうか、有毒温泉というそうだ。 お鉢を左に見ながら砂礫の坂を登ると北鎮岳の最大の雪渓が現われる。 雪渓を抜けると間もなく北鎮分岐だった!
分岐から急な斜面を登って行くと、木のベンチがあった。 リュックを置いたり休憩の時、花を痛めないようにとの配慮であろうか・・・ お天気も良くなって、最高の眺めである。 中岳、間宮岳を周りの景色、花達を愛でながらアップダウンを歩いていくと、 旭岳とのコルにあるキャンプ指定地に着いた。 キャンプ指定地の裏には小川が流れ、流石に雪解け水でなんとまぁ水の冷たいこと。 ココで少し早めの昼食を済ませ、リュックを軽くして、 冷たい川の水で首筋を冷やしてから一気に旭岳を目指す!
雪渓を見上げると、旭岳を目指して歩く人のなんと小さいことか・・・ 我々も、持ってきた軽アイゼンを着けたり準備万端整えて、 いよいよ旭岳頂上を目指してハッと頑張るぞ〜 エイエイ、w(゜o゚)w オォー この雪渓を登れば、いよいよ北海道で一番高い旭岳山頂に立てると思うと足取りも軽くなる。 しかし、なんとまあ〜 雪渓を登るこの行列の長いこと・・・
旭岳からの下りは急坂でガレバの連続だった! 今まで目にした景色と一変して荒々しい下山道となった。 旭岳ロープウェイから登って来た小学生ノグループに出会ったが、 この辺りの小学生は5年生になると旭岳まで登るのだと言う。 根性と体力を養うには、格好のトレーニングだ! 7月4日(木)午前11時29分、遂に旭岳頂上に全員無事に立つことが出来ました。 バンザーイ\(^o^))/…\((^0^)/バンザーイ 会長さんは、感無量で目にうっすら涙を浮かべておられました。 本当に誰一人怪我もなくここまで歩けたのは、ガイドさんのリーダーシップ、 会長さんの入念な計画の賜です。 そうしてとんこさんを始め、会の役員の皆さん本当にいろいろとお世話さまでした。 大雪山よ、ありがとう〜!! そうして美しい自然よありがとう〜!! 一緒に頑張ったみなさ〜ん、($・・)))/~~~ ゴクロウサマ♪ |