伯 耆 大 山(ほうきだいせん)(1711m)


2003年5月2日(金)   天気 快晴

5月1日、カケスが新しい登山靴のお披露目を大山でやりたいと言い出した。
それなら明日登ろうかと言うことで急遽、お昼過ぎより大山に向けて走るε=ε=ε=ε=ε
高速道路を走らずに一般道を走って行ったので17:00大山元谷駐車場に着く


地図リンク
縮尺 1/21000 に切り替えると夏山登山道が表示されます

鳥取県溝口町方面から眺めた大山 桝水高原より大山を見上げる 大山寺方面から見た三鈷峰
(向かって左端)と大山

今夜の宿は、マイカーベッドだ!! 途中で買った来た豪華夕食(?)で舌鼓!!
何時もは遅くまでPCしているが、今夜は今までの睡眠不足を解消するかのように・・・
早々とふかふかの布団に(笑)潜り込む! ○Oo。.(T¬T)/~~~
何処でも寝れるシジュウカラの得意技、発揮!

大山(標高1709m)は中国地方最高峰で、伯耆富士と呼ばれる西側からの秀麗な姿、
北壁・南壁の荒々しさなど変化に富んだ山容を持ち、多くの登山者が訪れている
夏山登山道は大山登山の代表的なコースで、道は整備されているが木の階段が続く
芽吹いたばかりの新緑が、とっても眼に優しい!!


コースタイム (コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)
5/2 夏山登山道登山口→1合目→1200m→5合目→行者コース分岐→6合目
   
6:42          6:51   7:39     7:48      7:50       8:03
→9合目木道→弥山山頂ー→夏山道登山口
   8:53    9:10(昼食)10:30     12:45        

夏山登山道登山口 いきなり階段が続く
芽吹いたばかりのブナの新緑が目映い
1合目通過!!
標高1200mまで登って来た
やっと5合目に到着
山の神に安全登山と御山安泰を祈る

3合目から4合目にかけて西日本最大級のブナの原生林の中を歩き
この時期、夏山登山道は新緑が芽吹いたばかりで美しい!!
5合目には御山安泰を祭る神様があり、「安全登山と大山の自然を守って下さい」と祈る
5合目辺りまでは展望は無いが、ブナ林の中を気持ちよく歩ける
標高1200m付近からは、まだ芽吹きが始まったばかりのようだ!


ブナの大木の根っこ 元谷へ下る行者コースの分岐点
この辺りから急な登りとなる 
6合目の避難小屋
遙か向こうにユートピア小屋が・・・
遙か向こうに昨年登った三鈷峰が・・・ 崩落が進む大山北壁 大山北壁の雪渓

5合目辺りから登山道も一段と急峻になり、いよいよ登山道らしくなってきた
6合目の避難小屋前で大休憩で喉を潤す!
風が心地よく、左上を見上げれば荒々しい大山北壁、眼下には元谷が見えている
8合目を過ぎると一気に展望が開け、特別天然記念物のダイセンキャラボクの大群生地を通る
険しかった登山道もウソのようになだらかになり
頂上付近のダイセンキャラボクやお花を守るための木道が見えて来た
木道の向こうに山頂小屋が見えてくると、いよいよ弥山頂上だ!!


頂上が見えてきた 9合目の木道まで登ってきた 頂上で憩う登山者
弥山頂上 頂上で記念に・・・ 三角点

頂上からの弓ヶ浜の展望、日本海は大変美しいので期待して登ったが・・・
今日は余りにもお天気が良すぎて、霞んでしまって遠くが見えない!!
平日ではあったが連休中ということもあって、頂上では既に登山客が休んでいた
やはり、頂上で味わうこの達成感がたまらない・・・
お昼にはチョット早すぎたが、折角もってきたおむすびだ!!
この景色をおかずに食べることにしよう〜 (^ヘ^)ウーン♪美味
食後のコーヒーも美味しかったよ!!


これより先は立ち入り禁止になっている 最高峰・剣ケ峰を背に・・・ 遙か向こうに烏ケ山
剣ケ峰、烏ケ山の南壁 弥山南壁を背にカケス君 弥山南壁

北東の方角に大山最高峰、剣ケ峰とユートピア小屋が見える
残念ながら少し近づく程度で崩壊が進んで到底歩ける道ではない
片足をおくと、ズルズルと崩れそうな馬の背のようだ!!
弥山から先への縦走路は、崩壊が激しく通行禁止となっている
写真だけ撮って、そうそうに下山することにした
しかし、北壁も南壁も険しいけど素晴らしい眺望だ!!


頂上でゆっくりし、下山開始 崩落が進む大山北壁 荒々しい北壁と残雪

弥山はもともと「1711m」であるが、鳥取西部地震の影響で以前より2mほど低くなったそうだ!
西面は伯耆富士と呼ばれる端正な姿、北面、南面は荒々しい断崖 
伯耆大山は、見る位置により非常に多様な表情を持つ美しい山だ!!
近年山頂の崩壊が激しく、弥山から先への縦走は禁止されている


残雪の大山に登った・・・レポ

孫と登った大山・・・レポ

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