阿蘇山・高岳 (1592.4m)


日  時    2004年6月1日(火)  快晴



阿蘇簡保の宿

3日連続で由布岳、久住山と登ったので5月30日はリフレッシュの為
阿蘇簡保の宿で温泉に入ったり、一の宮牧場で遊び・・・
翌31日に阿蘇山に登る予定だったが、激しい雨と雷に見舞われてしまい
「福ちゃん」は、博多に帰ってしまった!
ところが、6月1日はなんと快晴ではありませんか〜(v^-^v)


登り コースタイム 下り
7:00 仙酔峡・花酔い橋登山口
9:15 高岳・日の尾峠分岐
9:30 天狗の舞台
10:10 高岳山頂
中岳
10:40
火口展望台 11:20
昼食 30分
火口ロープウエイ駅 11:35
仙酔峡駐車場 12:15
(コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)


阿蘇山は東西18Km、南北24km、周囲はなんと128Kmにも及ぶ世界一のカルデラ火山である。
カルデラの中央火口丘の山々を総称して阿蘇山と呼び
その中の根子岳、高岳、中岳、杵島岳、烏帽子岳を阿蘇五岳と言う。
最高峰は高岳(1592m)で肥後国にあるので「ヒゴクニ」と覚えれば標高が覚えやすいそうだ。

花酔い橋からナイフリッジの岩尾根・鷲ガ峰 仙酔峡尾根を登るカケス 遭難したクライマーのレリーフや石仏
快晴で太陽を遮るものがなく暑い! 高度感あるよ〜ん 高岳ももう〜すぐか?

阿蘇山登山道は、四方にあるが、仙酔峡から登り中岳をめぐるコースが一般的だ!
仙酔峡ロープウエイの阿蘇山東駅から花酔い橋を渡り、5月中旬にはミヤマキリシマが咲き誇る鷲見平を通過。
山頂に突き上げるような仙酔尾根、下を見れば仙酔谷、右には中央火口壁に向かうロープウエイが見渡せる。
 きついこの登り・・・通称バカ尾根・・・と呼ばれているとか・・・
(~o~) エッ カラッチにピッタリだって〜
しだいに赤褐色の溶岩の道に変わり、ナイフブリッジの虎ガ峰・鷲ガ峰の岩峰を横にみるころ、
尾根はやがて山腹に吸収され、岩稜に突き当たる。
右側から上部に出て急斜面を登ると、石灰層のような黒い岩壁が立ちふさがる。
ここを登れば高岳の火口壁に出る。 あと一息だ!!
仙酔峡が遥か下に見えている。南の窪地は大鍋の火口だ!
稜線からの展望は、360度なにも遮るものがない。高度感タップリだよ〜

高岳東峰・日の尾峠(根子岳)分岐 天狗の舞台と呼ばれる溶岩テーブル 根子岳をバックに・・・

稜線から東に向かい小鞍部から天狗の舞台を南に回り込んで高岳東峰に行ってみた。
この一帯は、仙酔峡と並ぶミヤマキリシマの群落地らしくお花の時期には最高であろう〜
東の根子岳、祖母山、傾山方面の展望が抜群!
根子岳・日の尾峠への道が目の前に見えるではありませんか〜
その天狗の舞台でカケス君は・・・なんとオショ?スイ・・・スンツレイしました m(__)m

高岳・東峰から見た根子岳・・・真ん中の尖ったのが天狗峰(1433m)

高岳へ・・・ 高岳山頂! 中岳へ・・・

分岐に戻って少し下り、登り返すと岩屑のピークが高岳!!
西側には月面のような沢山の火口が見える。
高岳山頂から岩だらけの急坂を下ると直ぐに平坦な道となり、月見小屋への道が左に分かれる。
北側は崖、南側は砂礫の斜面の尾根道が中岳へと続く。
山頂の直前で左に砂千里ガ浜に稜線が延びている。
中岳の山頂を越え、前方の噴煙を上げている火口を見て岩壁を右に巻いて下る。
中央火口から左が・・・烏帽子岳と草千里、右に・・・杵島岳と・・・広大な景色が見渡せ圧巻だ!!
こうしてみると、広大な阿蘇の内輪山、外輪山もよく分かる。
それではその火口風景をご覧下さ〜い。




火口壁の馬の背のような道をしばらく進むと火口展望所に出た。



上の写真の噴煙が上がっている辺りが火口展望所!
右下の方の遊歩道を下っていくと、仙酔峡ロープウエイの阿蘇山東駅に・・・
遊歩道側に四角に見えるのが退避壕で〜す!


中岳山頂! 中岳からの展望 火口湖も見えます!
火口展望所に向かうカケス この下は崖だよ〜 高岳・中岳を振り返って・・・

こうして快晴の中、阿蘇山高岳・中岳を巡る登山は大満足のなか終わった!
「福ちゃん」に携帯でその様子を伝えると、とっても悔しがっていました。
一緒に登りたかったね、福ちゃん!!

箱石峠から見た阿蘇山 南阿蘇から見た阿蘇山 南阿蘇から見た根子岳

下山後、簡保の宿で汗を流し・・・明日登る予定の祖母山に向けて移動!
祖母山に向かう途中、箱石峠から見た阿蘇山も素晴らしかったよ !!


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