2013年・日本百名山完登山旅
平 ケ 岳 登山の前に・・・

2013年8月4日 (日)

8/3(土)に燧ケ岳から下山したカラッチ隊、御池ロッジの温泉で汗を流し、
8/4(日)はこんなに晴天だと言うのに、御池駐車場で布団干しです!
だってね、二日続けて会津駒と燧ケ岳歩いたからね。
さすがに三日続けては、しんどいですぅ〜(^^ゞ

御池駐車場で布団干し・・・On Mouse で ヤナギラン

同じ日に燧ケ岳に登られた「うーさん夫妻」は、
尾瀬ヶ原散策に行って来ると朝一のバスで出掛けました。 いやぁ〜元気!!
そうしてお昼過ぎに帰って来たうーさん夫妻と平ケ岳に登る為に、R352号線を通り銀山平に移動したのです。

そのR352号線・・・急カーブの連続した1〜1.5車線程度の断崖絶壁に沿った狭隘な道が続き、
俗に言う酷道の1つに挙げられています。
枝折峠越えと奥只見湖畔の谷越えの屈曲などで著しい迂回を重ねているのです。
銀山平付近の観光施設以外、途中に集落は存在しません。
奥只見湖畔の屈曲区間は、沢の水が橋もなく道路上を流れる洗い越しが多数存在し、
雨量が多くなると必然的に通行止めになることも多々あります。
(上記 Wikipedia 参照)
そんな酷道・R352号線をこの度、カケスは2往復も運転したのですぅ〜
7/27・・・越後駒に登るため、南魚沼道の駅・ゆのたに→352号線→枝折峠駐車場に
7/28・・・越後駒下山後→352号線→南魚沼道の駅・ゆのたにへ
8/4・・・平ケ岳に登るため、御池P→352号線→銀山平→民宿・「樹湖里」まで
8/6・・・那須岳に登るため、樹湖里→352号線→121号線→道の駅・しもごう→那須甲子道路へ
カラッチは、車の中で「キャー怖い」とか言ってれば良かったけど〜(笑)
※ この国道352号線については、
豪雪地帯のため冬期閉鎖となるので関係機関にお問い合わせ下さい。

奥只見湖岸の断崖沿いの道 R352号線からの景色

奥只見湖は・・・遊覧船で観光することも出来ます。
そんな奥只見湖を眼下に見ながら、うーさん夫妻と写真を撮ったりして和気藹々!

奥只見湖と湖岸の断崖沿いの道 奥只見湖

そうそう実は、8/1に燧ケ岳に登れたら平ケ岳に登るために8/2に伝ノ助小屋に
予約を入れていたカラッチ隊でしたが、結局登れず伝ノ助小屋をキャンセルしたのでした。
そうして8/5に平ケ岳に登るために伝ノ助小屋に電話したら、予約で一杯と断られました。
それで銀山平の民宿・樹湖里を紹介して頂き、泊ることになったのです。
一方うーさん夫妻は、伝ノ助小屋に泊ることになったそうです。

ログハウスが並ぶ民宿街 一番初めに・・・カラッチ隊が泊った樹湖里がありました

樹湖里の庭から眺めた・・・向かって左より中ノ岳・越後駒ケ岳・荒沢岳

樹湖里はログハウスでとっても素敵な宿でした。
この山旅で初めて手足を思いっきり伸ばして寝れましたよ〜(笑)
奥様の手料理は、とても美味しくて美雪鱒(だったかな?)の刺身が本当に美味しかった。
美雪鱒のお刺身・・・この美しい色、コリコリとした身のおいしさ、最高!!
ご主人が採ってこられた山菜も品数が多く、上手に味付けされてましたよ。
この他にも山菜のてんぷら・鍋物・ご飯と食べきれないくらいでした。

カラッチ隊が泊った棟・・・On Mouse ベッド&寝具 美味しかった夕食!

夕食前に銀山平温泉・白銀の湯にゆっくり浸かってきましたよ!
露天風呂は源泉そのままだそうです。
1階はコンクリート、2階が大きなログハウスになっていました。
浴室は2階にあり、冬には1階がすべて雪に埋まるそうだ。
なにしろこの辺りは豪雪地帯で、11月初めには小屋じまいされるそうです。

銀山平温泉・・・白銀の湯 温泉・・・On Mouse 露天風呂

平ケ岳には本来なら鷹ノ巣尾根から登って下ると、平ケ岳の本当の良さが分るのだと思います。
しかし行程が長い上に山中に山小屋はなく、
道中はキャンプが禁止されているため、百名山の中でも超健脚者向けの山なのです。
コースタイム通りでも登りに6時間半、下りで4時間半・・・カラッチ隊には到底無理!
と言うことでカラッチ隊は、銀山平の民宿・樹湖里に宿泊して送迎してもらい、
中ノ岐林道コース(いわゆる皇太子様ルート)から登りました。
皇太子ルートとは言え、それは今から28年前のことで・・・
カラッチ隊が歩いた今年、中ノ岐林道コースは豪雨の為か登山道は深くえぐられ、
最初の2時間程、なかなか大変なトレイルでしたよ!
2008年の10月にカラッチ隊の為に下見までして下さった
ハイジ隊は丁度紅葉の時期でもあり、清四郎小屋に泊まって・・・
下りに鷹ノ巣尾根
を使ってらっしゃいます。

平ケ岳・鷹ノ巣尾根登山口近くにある・・・清四郎小屋 平ケ岳・鷹ノ巣尾根登山口

8/4に鷹ノ巣尾根から下山された
スコットランド製のスカートを履いたお兄様!

平ケ岳の登山において、この中ノ岐林道コース(ショートカットコース)について
湿原保護の観点や、山頂などで不測の事態が起きた場合の対応など等
色々賛否両論あるようですが・・・山を登る為に個々の力量に応じて、
コースの選択は、各々の責任において判断すれば良いのではないでしょうか〜
最近この中ノ岐林道コースをハッキリ表示している市販の地図もあるようです。
尚、中ノ岐コースは、林道入り口から車で奥へ10kmほど入るため
(林道入り口からは一般車は通行出来ません)
銀山平の民宿に宿泊して送迎して頂かないといけません。

念のため、平ケ岳のショートカットコースについて考察されてますのでリンクしておきます。

平ケ岳・中ノ岐コース・レポ

2013年・日本百名山完登の山旅速報

日本百名山完登までの経緯と記録

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