2013年・日本百名山完登山旅

会 津 駒 ケ 岳 (2133m)

2013年8月2日 (金)   のち

7/28(日)に越後駒ケ岳から下山したカラッチ隊、どうやらしばらくお天気が悪そうなので
奥只見道の駅・ゆのたに」に移動してお天気の回復するのを待ちま〜す!
奥只見道の駅・ゆのたには、関越自動車道小出ICからほど近くの玄関口に位置し、
隣接の「奥只見郷インフォメーションセンター」は、
尾瀬や奥只見湖、銀山平といった観光地などの情報を提供して貰えます。

奥只見道の駅・ゆのたに・・・( On Mouse)で・・・食事 本を読むカケス・・・( On Mouse)で・・・(笑)

その「道の駅・ゆのたに」の物産館・深雪の里では・・・
魚沼産コシヒカリを100%使用したご飯を頂けるので、定食を頂きましたよ!
上の画像の定食で1050円と安いのですが、午後3時(平日は2時迄)までしか食べれないのですぅ〜
山菜も色々ついてご飯はもちろん、お刺身やてんぷらも美味しかったで〜す。
ただ、団体さんも多いので昼食時間を外すと良いかもしれません。
その上、「奥只見郷インフォメーションセンター」の方がとっても親切で、
毎日のようにお天気情報調べて下さったり、二階のお部屋がクーラーも効いているので
どうぞご自由にくつろいで下さいと言われるので、
遠慮なく本を読んだり、ストレッチやお昼寝させて頂きました〜(^^ゞ

奥只見道の駅ゆのたにでお天気待ちしていましたが、なかなかお天気もスッキリ晴れないので
次の山、燧ケ岳・平ケ岳に登るため国道352号を通り、尾瀬の御池駐車場に移動しました。
そうして8/1(木)に燧ケ岳に登るも降り出した雨が、岩で段差のある登山道を
滝のように流れ出してきた為、危険と判断し撤退したのでした〜^^;
そうして8/2(金)の早朝に、余りお天気は良くないのを覚悟で・・・
比較的登山時間の短い会津駒ケ岳に登るため、南会津郡檜枝岐村の滝沢登山口まで移動したのです。


さて本題・・・会津駒ケ岳は
福島県南会津郡檜枝岐村にある標高2133mの山で、会津駒の名称で親しまれています。
残雪期に駒の形に見える雪形が現れることから、
「駒ヶ岳」という山名の由来となっているそうです。
尾瀬の燧ケ岳から北東に延びる山脈の一角にあり、南会津では燧ケ岳と共に人気が高い!
山腹のブナ林、頂稜付近に広がるオオシラビソ林や高層湿原が特徴で、
夏にはお花畑に咲く高山植物が登山者を迎えてくれます。
山頂から北北西の中門岳方面への稜線には、池塘や高山植物が多いようです。


コースタイム

(※ マイペースでゆっくり歩きました コースタイムについては、専門書を参考に行動して下さいね)

滝沢登山口(6:15)→山頂まで3.7キロ標識(7:35)→山頂まで1.7キロ標識(9:00)→駒ノ小屋(9:35)
会津駒ケ岳山頂(10:00)→駒の小屋(10:20〜10:40)昼食→国道まで3.8キロ標識(11:45)→滝沢登山口(12:.50)

滝沢登山口へ・・・ 林道を登った先の・・・滝沢登山口駐車場

国道の滝沢登山口の手前(100m)会津寄りにスポーツ施設の駐車場(100台)がありますが、
林道を車で登って行くと、上の右画像のような駐車スペースがあります。
駐車スペースのある場所で一般車は進入禁止となり、
ゲートを越えて車道を3分ほど歩くと、滝沢登山口に到着です
こんな雨模様の日にもかかわらず数台の車が止まってました。
平日の上に天気も崩れそうな日に、これだけ車が多いのはさすがに百名山
!!

滝沢登山口へ少し歩きます! この急な階段からが・・・滝沢登山口

林道を少し登って行くとしっかりした木の階段があり、ここから本格的な登山道となります。
滝沢登山口は、まずこんな急な階段から始まりました。
標高差・・・1105m 頑張って歩かなくっちゃ〜(^^ゞ
木の階段を登ると樹林帯の中の登りが、会津駒の小屋直下まで続くようです。
最初はブナの樹林帯を登ります!
木の根が露出した胸突き八丁の急坂が続き、のっけから汗を絞られます。
いやぁ〜 初っ端から息が上がるカラッチで〜す。
会津駒がこんなに急登とは思いもしなかったよぉ〜(-_-;)


共同アンテナやヘリーポート跡地を過ぎ、見事なブナ林を登って行くと・・・
やはり雨が降り出しました。
木の枝の陰で、カッパやザックカバーを装着して歩きましたよ!
急登を歩いてきたので、カッパを着ると汗が噴出してきます。
山頂まで2.9キロの標識があり、そこは休憩ポイントになっていました。
そこから約2分下った所に水場があります。
水場は、ほとんど涸れることはないそうですが、
連続した天気が続くと涸れる場合がまれにあるので要注意です。



↑ 山頂まで2.9キロの標識

と・・・水場の案内板 →

登山道の途中には500m毎に道標が立っています。
水場から上部は傾斜も少し緩くなり、次第にぬかるみも多くなってきました。
豪雨の際、雨で掘られたのでしょうか、こんなにえぐられたような道もありました。
ここ会津駒でも木道整備の工事が進められているようです。
賛否両論あるのでしょうけど、カラッチはこんな木道より自然な道がいいなぁ〜
でも周りの山野草や登山道の保護には致し方ないのかも・・・

こんなにえぐられた道も・・・ しっかりした枠を組んで整備中!

周りの樹林もブナからオオシラビソに変わる頃、雨も上がってきました。
湿原が現れ、トレイルも木道となりました。
今日は生憎のお天気で、ガスが立ち込めて周りの景色も見えませんが、
木道の脇には、づっとコバイケソウが咲いて幻想的な風景!
今年は何処の山もコバイケソウが沢山咲いてるようです。
木道を進んだ所にベンチが設置された休憩ポイントがありました。



雨は上がったものの、周りはガスです ↑

← 木道脇にはコバイケソウが咲いて・・・


展望ベンチからは高層湿原で全て木道歩きでしたが、
雨が降ったので木道も濡れて滑り易いので気をつけて歩きましたよ!
お天気が良ければこの辺りから駒ノ小屋が見れるんだけど
今日はご覧のようなガスで、何にも見えましぇ〜ん!
ガスの中の木道、両脇は湿原で・・・
池塘のほとりにはワタスゲの白い穂が風に揺れ、イワイチョウが水面に映り
幻想的な風景で〜す。
天候はよくないけど、逆に滅多に見ることの出来ない光景だと自分に言い聞かせる(笑)


本当に今年はコバイケソウの当たり年でしょうか〜
会津駒ケ岳の高層湿原でも沢山咲いてます!
木道沿いに咲くコバイケソウが、カラッチ隊に元気を与えてくれますぅ〜(^^)


木道を少し歩くと檜枝岐滝沢登山口と駒ケ岳山頂・中門岳分岐でした。
コバイケソウを愛でながら木道を進むと・・・
木製のベンチとテーブルが設置された二つ目の休憩ポイントに着きました。
ガスでよく見えませんが、その向こうに駒ノ小屋が薄っすらと見えてます。
駒ノ小屋には帰りに寄る事にして、会津駒ケ岳山頂を目指します。

檜枝岐滝沢登山口と駒ケ岳山頂・中門岳分岐 ガスの向こうに駒ノ小屋と手前のベンチ

駒ノ小屋の前の駒ノ大池の周りには、
この時期ハクサンコザクラの群生で見事なんだそうですが
残念ながら・・・
今年は雪が多くて、まだ駒ノ大池は雪に覆われていました〜

駒ノ大池はまだ雪の下! 駒ノ小屋・会津駒ケ岳山頂分岐

駒ノ小屋から木道を歩き分岐から木の階段を登ると、会津駒ケ岳山頂でした。
山頂もご覧のようにガスの中で、眺望は全くありましぇ〜ん(泣)
登頂の証拠写真だけ撮って、下山ですぅ〜
えぇっ、中門岳には行かなかったのかですって〜(^^ゞ
だって、中門岳まで行こうとされた男性が
雪で木道が滑って危ないからと戻って来られたのですもの〜
滑って怪我でもしたら大変ですもんね!!
それにこのガスですから・・・

会津駒ケ岳山頂(2133m)・・・( On Mouse

会津駒ケ岳山頂や中門岳からは、お天気がよければ素晴らしい眺望らしいです。
画像が無いので、こんな ↓ 標識で・・・m(__)m


会津駒は素晴らしいって聞いていたのですが・・・
何だか全然良いとこ無しのレポとなりましたが、最後まで見て下さって有難う〜
また次に登る機会があったなら、
快晴の時に登って素敵な駒ノ小屋でゆっくり過ごしたいなと思います。
そうそう、帰りがけに駒ノ小屋に立ち寄って、
「山と野と」の矢車草さんにと、「シジュウカラとカケスのやまたび」の名刺を
駒ノ小屋の管理人さんに託して帰ったのでした。

駒ノ小屋 下山するカケス

会津駒ケ岳で見かけたお花達

ショウジョバカマ チングルマ・・・( On Mouse アズマシャクナゲ イワイチョウ
産まれ立ての・・・コバイケソウ ハクサンチドリ イワシャジン ハクサンコザクラ


会津駒ケ岳を下ったカラッチ隊、次の山である燧ケ岳・平ケ岳に登る為
裏尾瀬の御池駐車場まで戻り、御池ロッジの温泉に浸かり
翌 8/3(土)に燧ケ岳に登ったのでした。

2013年・日本百名山完登の山旅速報

日本百名山完登までの経緯と記録


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